あなたにとって、 ネットワークビジネス の話をしやすい人とそうでない人が必ずいますよね。後者の話をしにくい人の中には、自分よりもデキる人や社会的地位の高い人であることが多いと思います。
例えば、偶然知り合った社長さんだとか、トップ営業マンだとか、あなたよりはるかに優秀だった昔の同期だとか、そういう自分よりもデキると感じてしまっている人に対しては、電話をしても簡単に断られてしまいそうだと思って、なかなか電話できないのではないでしょうか?
そこで今回は、自分よりデキると思う人をどのようにリクルートすればいいのか、そのちょっとした秘訣を紹介します。
決してクロージングしようとは思わないこと
まず、自分よりもできると思う人への正しいアプローチの姿勢として、その人を決してクロージングしようとは思わないでください。そういう人は、あなたよりデキるのですから、あなたにクロージングされようとは決して思っていません。クロージングしようとしたら、相手にもされずに断られると思ってください。
それに、自分よりもできる人をクロージングしようと思ったら、何よりもあなたが緊張して、取り乱したり、話を台無しにしてしまうことでしょう。それだとせっかくのチャンスを自分でつぶすことになりますから、絶対にクロージングしようとは思わないでください。
結果も期待しないこと
もし自分よりデキる人がメンバーに加わってくれたら、あなたのグループは成長するでしょうし、あなたのコミッションも増えることでしょう。でも、そういう下心を持っていると、相手に感づかれます。そして、相手があなたの下心に気付くと、「コイツは下心があってオレに近づいて来たんだな」と判断して、相手は逃げてしまうものです。
だから、この人がメンバーになってくれたらという結果は何も期待しないでください。下心を捨ててください。
これで、あなたがその人に話をする準備ができました。では、あなたがやるべきことは何でしょうか?
間接的にアプローチする
では、クロージングせずに何をすべきかと言うと、その人に間接的にアプローチします。
間接的にアプローチするとはどういうことかと言うと、例えば電話をかけて、自信を持った口調でこう話します。
「いまこういうビジネスに取り組んでいるのですが、(ここにベネフィットを入れる)に興味を持ちそうな方がいらっしゃいましたら紹介をしていただけないでしょうか?」
このようなトークであれば、できる人を直接リクルートしようという内容ではないので、話しやすいですよね。それに、その人も自分が勧誘されているわけではないので、心理的な抵抗も少ないはずです。
話を聞く姿勢があるかどうかを見極める
そして、たいてい、そういう話を聞いたときは、興味を持ちそうな知人がいるかどうかを考えるよりも、自分にとってメリットのある内容かどうかを判断しようとします。
そして、あなたに対していろいろと質問をし始めます。もしその人にとって全く興味がなければ、質問すら出てこなかったり、短い質問をして終わるケースが多いでしょう。
でも、その人が少しでもあなたの話に興味を持ったのであれば、たくさん質問してくると思います。そうして、その会話の中から、その人が心を開いて話を聞いてくれそうかどうかを判断するのです。
別にその電話では断られたっていいのです。ただ、その人に対して敬意の念をもって丁寧に話すことです。そして、絶対にプッシュしないことです。あなたは引いて、ただ相手の判断に委ねればいいのです。そうすれば、その場では断られたとしても、後日連絡が来ることだってありますから。
どうですか?こういうアプローチ手法なら、自分よりデキる人だからということで電話しづらかったとしても、何とかアプローチできるのではないでしょうか。ぜひ実践してみてください。