1:ネットワークビジネスを始める際のQ&A
(1) ネットワークビジネス、マルチレベルマーケティング(MLM)、ダイレクトセリングの違いは何ですか?
これら3つは同じ意味です。
ダイレクトセリング(直接販売)とは、商品が仲介業者を経由することなく、ディストリビューターから顧客あるいはディストリビューターへ直接行きわたるので、そのように呼ばれます。
そして、ネットワークビジネスでは仲介業者を通さないからこそ、ディストリビューターに報酬が支払われる仕組みになっています。
ネットワークビジネスの主催企業にとっては諸経費を削減することができるので、多くの企業がネットワークビジネス形式へと販売形態をシフトしているのです。その証拠に、全世界では何千という数のネットワークビジネス企業が存在しています。
(2) ネットワークビジネスは違法なのですか?
合法です。
ネットワークビジネスは「特定商取引に関する法律」に規定されている「連鎖販売取引」に該当するビジネスモデルです。その意味で、ネットワークビジネスは法律で定められている合法なビジネスなのです。
合法だからこそ、ビジネスモデルとしての利点を取り入れるため、上場している大手企業でもネットワークビジネスを商品販売に導入しているのです。
(3) セールスについての経験や知識は必要ですか?
不要です。
セールスの知識・経験があれば、ネットワークビジネスで成功するわけではありません。なぜなら、ネットワークビジネスで求められるのはセールスの知識や経験・スキルではないからです。
ネットワークビジネスはひとのつながりで流通を起こすビジネスモデルなので、自分だけが成功しようとしてもできません。自分のグループの仲間の成功をサポートして、自分の成功があります。その意味で、ネットワークビジネスで必要なスキルは、リーダーシップとメンバーをサポートすることなので、セールスの知識や経験は必要ありません。
(4) 家族や友人にも声をかけないといけないのですか?
ネットワークビジネスをやっているほとんどの人は、あなたにそのように言うかもしれませんが、家族や友人に声をかけるかどうかはあなたの選択です。
経験者が家族や友人に声をかけるように言うのは、あまり会ったことのない人や話をしたことのない人よりも、家族や友人はあなたの話を聞いてくれやすい人たちだからです。
(5) ネットワークビジネスを始めるのにお金はどのくらいかかるのですか?
ほとんどのネットワークビジネスにはコストはさほどかかりません。多くの場合、商品を購入代金がディストリビューターとして活動するコストとなります。
(6) 学歴は必要ですか?
不要です。
ネットワークビジネスの素晴らしい点の1つは、学歴が全く必要ないことです。結果を出すのに学歴が不要なのは実に公平なシステムだと言えます。
(7) 他に何か特別なスキルは必要ですか?
継続的に忍耐強く学ぶ姿勢は最低限必要です。ネットワークビジネスは他のビジネス同様にまっとうなビジネスで、1つの職業と捉えるべきです。
また、ネットワークビジネスは早く金持ちになれるシステムではありません。でも、きちんとやるべきことを継続してやれば人生を変えるパワーを持つビジネスです。なので、長期的な視点で真剣に取り組む人であれば、報われることでしょう。
2:ネットワークビジネスのビジネス的側面に関する質問
(1) 何らかのビジネスの資格は必要ですか?
不要です。ディストリビューターとして活動することに何の資格も必要ありません。
(2) 商品の在庫を持たないといけないのでしょうか?
いいえ。自分で使う分だけ購入すれば問題ありません。
したがって、在庫を抱えるほど商品購入をしなければいけない場合や、アップラインが不要なほどの商品購入を奨めてくる場合は、その主催企業での活動は止める方が良いでしょう。
(3) 自分で商品を購入者へ発送しないといけないのでしょうか?
いいえ。主催会社が商品を直接購入者へ配送します。
(4) ネットワークビジネスが他のビジネスと比べて優れている点は何ですか?
主に優れている点は3つあります。1つは「ビジネス的立場」です。
他のビジネスでは、提供する労働の対価として賃金を得る「従業員(雇われる側)」の地位ですが、ネットワークビジネスのディストリビューターはスモールビジネスのオーナー(所有者)という地位となります。つまり、ビジネスシステムを自分で所有する側の立場になれます。
2つ目は、「収入が発生する仕組み」です。他のビジネスでは自分が働かなければ収入は発生しません。働くことを止めてしまえば、お金は発生しなくなります。
一方、ネットワークビジネスは自分のグループを育てることで、そのグループから発生する売り上げの一部をコミッション(権利収入)として得ることができ、必ずしも自分が動き続けなければならないわけではありません。
一度しっかりとしたグループを構築することで、働いていなくてもコミッションを発生させることができます。それが可能なのは、ネットワークビジネスに参加することでスモールビジネスのオーナーとしての地位を得ることができるからです。
3つ目は「収入の上限」です。他のビジネスでは、勤続年数や役職、学歴といった要素で月給や年収の上限にはルールがあり、年収1千万円を超えるのは至難の業ですが、ネットワークビジネスでは勤続年数や役職などは無関係なので収入の上限などありません。実績さえ出してしまえば多額の収入を得ることが誰にでもできます。
3:ネットワークビジネスの活動についての質問
(1) どのように自分のグループを大きくしていけばいいのでしょうか?
ネットワークビジネスでは、正しいリクルートの方法などを学び、グループを成長させていきます。また、アップラインのリーダーと会社のトレーニングに参加し、実力をつけて、このビジネスに関わっていくことになります。
ネットワークビジネスを学ぶほど、伝える技術が向上しますし、より良いメンバーを獲得していくことができるようになります。そして、誰もがマネできる仕組みを作っていけば、メンバーも結果を出して、グループが成長していきます。
(2) 誰もがマネできる仕組みとは何ですか?
ネットワークビジネスの利点の一つは、どんな人でも参加できることです。そのため、様々なバックグラウンドの人が参加しているので、メンバー間には様々な「差」があります。
そこで、この「差」を埋めるために、やるべきことは誰でも実践できるレベルにまで落とし込むことが必要になってきます。それだ「誰にでもマネできる仕組み」のことです。
この仕組みが簡単なほど、メンバーが行動しやすくなりますので、グループの成長が見込めるわけです。
(3) 自分のダウンラインが辞めてしまったらどうしたらいいのでしょうか?
ネットワークビジネスは人のビジネスで、人の行動は読めないものです。あなたのグループに加わっても、いろんな理由でやめていくメンバーは普通に出てきます。
ほとんどの人は行動したくありません。なので、本当にやる気に満ちて行動する人を見つけるまでリクルートするのがあなたの役割です。
ネットワークビジネスでは9割以上の人が辞めていくと言われています。それでも、真剣にビジネスに取り組むディストリビューターを5人から10人ほど獲得すれば、しっかりとコミッションが発生する仕組みを構築することができるのがネットワークビジネスの良さです。
なので、信念をもって行動してください。あなたがリーダーとして行動すれなするほど、より多くのリーダータイプのメンバーを獲得することができます。
(4) 結果につながっていません。どうしてでしょうか?
理由はたくさん考えられますが、よくある理由は十分な数の人にこのビジネスのことを伝えていないからです。
他のビジネス同様に、このビジネスを軌道に乗せるのは当然時間がかかります。そして、方法をいろいろ試すほどリクルートに結びつきます。重要なのはうまくいかなかった場合はその方法にこだわらずに、改善を重ねていくことです。
うまくいかなかったやり方は捨てて、そして次の方法を試すことです。
(5) 見込みの人にどのように話せばいいですか?
最初からうまくできる人は少数派です。うまく話せるようになるには練習と実戦で慣れることが必要です。つまり、経験値を増やすことです。
また、決していきなりビジネスの話をしないでください。最初は日常会話をしてから、自然に切り出せるタイミングで、その人が新たなビジネスチャンスの話に興味があるかどうかを聞き出すことがコツです。
(6) 自分のグループを大きくするには何人リクルートする必要がありますか?
一概に確定的な数字は言えませんので、あくまで1つの目安として受け取ってください。
まず、この数字に関しては多くの人が事実とは異なったことを伝えていますので注意が必要です。例えばたった2人のメンバーを入れただけではお金を稼ぐことは決してできません。
もし本当にネットワークビジネスで大成功したいなら50人から150人のメンバーを獲得する必要があると思います(あくまで参考値ですよ)。
もちろん人数以外にも重要な要素があって、中でも一番重要なのはディストリビューターの質とあなたが彼らをどのようにサポートするかです。もしあなたのサポートが十分でなければ彼らは辞めていくでしょうし、親密にサポートすれば絆が深まり成功するでしょう。
だから、この数字を見て決して尻込みしないでください。月に2人のディストリビューターを入れれば、1年で24人です。そして5年後には120人になりますから。
定年までに40年もかかるサラリーマンに比べたら、ネットワークビジネスでの5年なんて引退に必要なお金を稼ぐ期間としては全然短いです。その意味でネットワークビジネスは5年から10年の仕事だと思って真剣に取り組む姿勢が必要です。
(7) ダウンラインにメンバーができた時、何をすればいいですか?
自分のグループに新メンバーが加わった時は、彼らが正しい方向へ努力できるようにトレーニングすることが極めて大切です。
ネットワークビジネスへは誰もが参加できる分、様々なバックグラウンドや価値観の人がいます。ネットワークビジネスは「個人」ではなく「集団」で方向性を保って活動して成果を導くビジネスですので、チームメンバーが同じ方向に努力できるようにトレーニングが欠かせないからです。
どのようなトレーニングがあるかについては、主催企業やアップラインに聞いてみて下さい。
4:収入について
(1) ネットワークビジネスではどれくらいのお金を稼げますか?
ネットワークビジネスには収入の上限はありませんので、いくらでも稼げます。世界的には月に1億円稼いでいる人もいます。
そういう人たちはリーダーとして数千人規模の人がより良い生活を手に入れるサポートをしてきたからこそ、その地位を得ているのです。
(2) どうして月に1万円も稼げないのでしょうか?
ほとんどの新規のディストリビューターは最初の頃にどうしてたくさん稼げないのか悩むと思います。
参加当初はあなたのダウンラインにはメンバーがいないと思うので、収入にはなりません。しかし、ダウンラインに新規メンバーが参加して、彼らがグループを構築していけば、それにつれてあなたに収入が発生していくようになります。
ちなみに、ネットワークビジネスでよくありがちなダメなケースは、参加当初は少しでも稼ごうと懸命に活動するけれども、稼ぎたいと思っていながらも最終的にはほとんど活動しなくなることです。
ネットワークビジネスはすぐに稼げるわけではありませんので、稼げるようになるまで懸命に活動することです。
5:自己啓発とリーダーシップについて
(1) ネットワークビジネスでは自己啓発に取り組む人が多いのはなぜですか?
それは、ネットワークビジネスは人のつながりで成り立っているビジネスだからです。
新規にネットワークビジネスに参加した人たちの多くはこの点を理解していないため、活動するにつれて様々な個人的な課題にぶつかり、自分の人間的な弱点が分かってきます。
そうすると、自分の価値をもっと高めていくために、「自己啓発」の必要性を痛感するんです。だから、ネットワークビジネスでは自己啓発に取り組む人が多いのです。
(2) どんなリーダーになるべきでしょうか?
リーダー像には様々ありますが、有言実行することと、自分の時間のほとんどは、チームへのトレーニングとチームを育てるための時間に充てることです。
だからといって、あなた自身がリクルートを怠っていいわけではありません。なぜなら、あなたのチームメンバーはあなたがやっていることをよく観察していて、マネするからです。
つまり、あなたがサボっていればメンバーもサボって、チームの成長は止まるということです。その意味で、チームの成長を止めないためにも、チームの成長をサポートしつつも、あなたも個人的に新規メンバーをリクルートする最前線にいなければならないということです。
(3) どうやってチームを管理したらいいですか?
チームを管理してはいけません。
メンバーを細かく管理しようとはせずに、あなた自身の行動でチームをインスパイアすることです。
サラリーマンであれば会社による管理が必要かもしれませんが、ディストリビューターは個々に独立しているスモールビジネスのオーナーという立場です。管理しようとすればモチベーションが下がり活動しなくなって、あなたのチームは機能しなくなります。
それよりも、リーダーとしてあるべき行動を示すことで、メンバーに手本を見せる方が、チームを活性化できます。そして、あなたがやってうまくできたことは、惜しみなくメンバーにシェアするのです。