あなたが ネットワークビジネス で扱っている商品について、完璧なまでに詳しい知識を持っていることって、どのくらい重要だと思いますか?
この点については賛否両論あると思いますが、商品知識を持つこと自体は悪いことではありません。ただ、注意しないといけないのは、商品知識の使い方を間違うと、自分の望む結果を得られなくなるということです。
商品知識が成功の邪魔になる?
つまり、商品知識があなたのネットワークビジネスでの成功の邪魔をしかねない場面があるので注意しないといけないのです。
例えば、人間の一般的な心理として、人はあることに詳しくなると、知識をひけらかしてしまう傾向にあります。自分はこれだけこの商品について詳しいんだと、一方的に話したくなってしまうのです。
これの問題点は、あなたが自分の扱っている商品がどれだけ素晴らしいかと、ビジネスとしてメンバーに加わってほしい見込みの人に30分話すと、その人は「商品についてこんなに詳しくならないといけないなんて、自分にこのビジネスができるか自信がないなぁ」と思って、去ってしまうことにあります。
ただ商品を買ってくれる顧客をつかみたいなら、商品知識に詳しいことは悪いことではありません。
でも、ビジネスとして参加してほしい人を相手にするときは、自分がたくさん話せば話すほど、「このビジネスに参加したら、この人が言っているように自分も何もかも知らないといけなくなるのでは・・・。そういうことはあまりしたくないな」と、尻込みさせてしまうということなのです。
商品知識は伝えるタイミングと情報量が重要
なので、商品についてすごい詳しい知識を持っているなら、その知識をどのように使うべきかについて慎重になってほしいと思います。あなたの目的が、日々出会う新たな見込みの人をビジネスに参加するようにプラスに印象付けたいのであれば、知識をひけらかしてもサインアップしてくれる人は少ないでしょう。
その人は、商品について本当に細部まで知りたいのですか?その人の表情を見て、一方的に商品情報を提供されてウンザリしていると感じませんか?その人は、商品について知りたいので、ぜひ教えてほしいとあなたに頼みましたか?
こういうことを考えたうえで、商品について話すべきか話さないべきかを判断する心の余裕を持ってください。
そこで、商品について教えてほしいと言われるまで話さないようにするなど、どのタイミングで見込みに話し始めるかについて慎重になるべきなのです。多くの人は、話しすぎるあまり、せっかくのチャンスを台無しにしているのです。
あまり多くを話しすぎるな!
チャンスを失いたくないのであれば、新規でビジネスに参加する人をリクルートするときに大切なことは「あまり多くを語るな」ということなんです。あなたが扱っている商品について全てを知り尽くしているとしても、それを伝える場面は細心の注意で選ばないといけないのです。
その意味で、チームを大きく育ててネットワークビジネスで成功するためには、商品について完璧に知っていなければならないということはないのです。