海外のネットワークビジネスでは、インターネットを使って新規メンバーをリクルートする、いわゆる MLMオンライン集客 （オンラインリクルーティング）は10年以上も前から普通に行われていることであり、今では当然の新規メンバー獲得手段となっています。
なぜなら、MLMビジネスにおいて、インターネットと新規メンバーの獲得は非常に相性が良いからです。
だからといって、やみくもに オンライン集客 （オンラインリクルーティング）に飛びつくことはお薦めしません。
なぜなら、『MLMのリクルーティングをオンラインで行うとはどういうことなのか？』についての正しく深い理解がなければ、あなたが失敗することは火を見るよりも明らかだからです。
たとえて言えば、『MLMのリクルーティングをオンラインで行うとはどういうことなのか？』を正しく深く理解せずにオンラインリクルーティングを行うことは、何も準備せずに裸で冬の富士山に登ろうとするような愚かな行為です（そんなことをしたら遭難して凍死してしまいますよね）。
そこで、この書籍では、「MLMオンライン集客の教科書【概論】」と題している通り、オンラインでMLMの新規メンバーを増やすとはどういうことなのかについて正しく説明し、それをあなたに確実に理解していただくことを確固たる目的としています。
物事には、成果を出すためのきちんとした手順があるのです。それに、あなたも時間や労力を無駄にして失敗したくないですよね？そうでしたら、ぜひこの書籍の内容をじっくりと何度も何度も読んで、内容を確実に理解してください。
理解すれば、MLMのオンラインリクルーティングを成功させるためのガッチリとした土台を築くことができます。それから、MLMのオンライン集客に取り組む方が、圧倒的に効率が良いことは保証します。
MLMのオンライン集客 とは
MLMのオンライン集客とは、インターネットを活用して、あなたのチームの新規メンバーを獲得する手法のことです。日本におけるスマホ所有率は90%弱*ですので、日本のほとんどの人がスマホを使ってインターネットに日々アクセスしていると考えられます。
*MyVoiceによる【スマートフォンに関する調査】結果による（2021年9月実施）。
ここから言える事実は、あなたがインターネットを使ってMLMのリクルーティング活動をすれば、理論上は日本の人口の9割にアクセスできるということです。もちろん、実際に日本の人口の9割すべてにアクセスすることはできませんが、それだけあなたが声を掛けられる人の範囲が、対面式リクルーティングに比べて圧倒的に広がることを意味します。
つまり、今のあなたがリアルの人脈を持っていなくとも、オンラインリクルーティングなら、人脈に悩むことなく、地理的な制約をも超えて、あなたのチームに参加してもらえる母数が一気に増えるというわけです。
事実、MLM発祥国であるアメリカでは、10年以上前からMLMのオンライン集客が普通に行われていますし、今ではオンラインリクルーティングが当然のように行われています。
一方の日本では、海外ほどオンラインリクルーティングはまだ普及していません。
だからこそ、少しでも早くオンラインリクルーティングに取り組めば、先行者メリットも大きいと言えます（無論、正しい理解と正しい手順をふまえることが前提です）。
従来の対面式MLMの9つのデメリット
では、MLMのオンラインリクルーティングにはどのようなメリットがあるのでしょうか？
それについて説明する前に、従来の対面式MLMのデメリットについてまとめます。というのは、従来の対面式MLMのデメリットと比較することで、オンラインリクルーティングのメリットをより深く理解できるからです。
声をかけられる人脈に限界がある
例えば、会社勤務の営業マンなら仕事で多くの人と会っていますから、500人あるいは1,000人以上の人脈なんて普通にあります。でも、営業職ではない人やバイトや主婦の人であれば、人脈は友人や家族、昔の同級生などに限られる場合が多いかと思います。その意味で、声をかけられる人の数には限界がありますので、全員に声をかけ終わったら、誘う相手がいなくなってしまいます。
もっとも、異業種交流会などに参加すれば、新たな出会いがあるかも知れませんが、実は異業種交流会は人脈が尽きて、人脈が欲しくて欲しくて困っている人が集まってきている場所なので、そこで他のMLMに勧誘されるなんて事もザラです（新たな人との出会いはありますが、さほど有益ではないです）。
なので、人脈が尽きると、そこからの進展が難しくなってしまう。これが対面式MLMの最大のデメリットです。
地理的な制約がある
声をかける人が住んでいるエリアは、基本的に自分が住んでいるエリア周辺になると思います。北海道に住んでいる人が沖縄に住んでいる人を勧誘するのは不可能ではありませんが、あまり現実的でもなければ効率的でもありません。なぜなら沖縄に住んでいる人が沖縄に住んでいる人を勧誘する方が現実的で効率的だからです。その意味で、対面式MLMには地理的な制約があります。
MLMに興味はあるけど、自分から声かけすることに抵抗がある。
MLMの収入が発生する仕組みには興味はあるけれども、人をセミナーに誘ったり、アポイントを取り付けることに抵抗を感じる人がいます。その意味で、営業的な声かけに抵抗を感じる人たちにチームに参加してもらうには、従来型の対面式MLMでは壁があります。
人と積極的に会うことが好きではない人にとって、取り組みにくいビジネススタイルである
これは上記③と似ていますが、誰もが人と積極的に会うことが好きなわけではありません。確かにMLMのチームって、和気あいあいとして良い雰囲気のチームが多いのですが、MLMをやりたくても、そういう環境を求めていない人がいるのも事実です。その意味で、従来型の対面式MLMではそういう層の人たちを取り込むことには限界があります。
家族、友人に嫌われることがある
人脈のあるなしにかかわらず、家族や友人には誰もが声をかけると思いますが、MLMの世間的なイメージから拒絶反応を示す人の方が多いかと思います。その結果、家族や友人から嫌われてしまうパターンが多いのも事実です。そして、MLMそのものには興味はあっても、家族や友人から嫌われたくないという理由でMLMに参加しない人たちもいます。
お金がかかる
見込みの人と会って話をする時、チームで集まる時など、カフェ、ファミレス、喫茶店などを使うことがあると思います。これはあなたが所属するチームの傾向にもよりますが、そういうお店で集まることが多いほど、意外にお金ってかかりますよね。
特に、まだコミッションが発生していない場合、出ていくお金の方が多く、その状態が続くほど、MLMを続けるモチベーションが下がる原因にもなります。
コロナ禍のように、人と直接会うことが難しい状況ではリクルート活動が十分に行えなくなる。
人と直接会うことが対面式リクルーティングの基本なので、コロナ禍のような状況では、あなたにとっても、あなたに声をかけられる相手にとっても、直接会うのは抵抗がありますよね。特に相手にとっては、コロナ禍のような状況だったら、感染リスクを抱えてまで会いたいなんて思わないはずです。できるなら、電話やメールで用件を済ませて欲しいと思うのが、相手の心情というものです。こんな状況下では、あなたはもちろん、あなたのチームだって十分にリクルート活動ができなくなり、チーム拡大に支障が出てしまいます。
リクルーティング活動に時間的な制約がある
MLMに取り組んでいる人は、副業として取り組んでいる人の方が大半だと思います。副業として取り組んでいる人であれば、本業の時間とは別に時間を確保して、リクルーティング活動を行わなければいけません。
もちろん、あなたが寝ていたり、食事をしていたり、本業の仕事をしている間にリクルーティング活動はできませんから、リクルーティングのためだけの時間を別に確保しなければなりません。また、仕事が終わった後の時間や休日などもリクルーティング活動のために確保しなければいけません。
でも、本業の仕事が忙しかったり、仕事で疲れたり、やる気が起きなかったり、休日は休みたいなど、リクルーティング活動のための時間を確保できないことだって当然あることでしょう。
つまり、リクルーティング活動のためだけの時間を別に確保しなければいけないこと、および、必ずしも常に時間を確保できるわけではないことの2つの意味で、対面式リクルーティングには時間的な制約があると言えます。
人間関係のわずらわしさがある
対面型だとチームでよく会ったりしますよね。で、中には性格が合わない人もいますし、特にアップラインが苦手なタイプの人だったら、サポートも求めにくいですよね。実際、苦手なアップラインとの人間関係が原因で辞めてしまうメンバーもたくさんいます。
MLMオンライン集客 10のメリット
それでは、オンラインリクルーティングにはどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。
声をかける人脈に困らなくなる
リアルの人脈がゼロであっても、インターネットの世界では誰とでもつながることができるので、声をかける人に困ることが無くなります。例えば、SNSであれば共通の趣味を持つ人といくらでもつながることができますし、そういう趣味のコミュニティに入れば、一気に人脈を獲得することもできます。
つまり、インターネットを使えば、新規メンバーのリクルーティングで困ることが無くなるのです。これこそが、あなたのリクルーティング活動にインターネットを取り入れる最大のメリットとなります。
地理的な制約がなくなる
インターネットという仮想空間では「距離」という概念はないので、あなたがどこに住んでいようとも、声をかける相手がどこに住んでいようとも関係ありません。あなたが北海道に住んでいて、インターネット上でつながった相手が沖縄に住んでいたとしても、インターネット上でクロージングまで完結できるので、オンラインリクルーティングには地理的な制約がありません。
相手がどこに住んでいようとも、インターネット上でつながってさえしまえば、新規メンバーになってもらえる可能性があるのです。これも、オンラインリクルーティングの大きなメリットですね。
オンライン上に構築した仕組みがあなたの代わりに24時間働いてくれる
オンラインリクルーティングでは、『新規見込みメンバーとつながる仕組み』をオンライン上に構築します。そして、この仕組みが24時間365日、あなたの代わりに新規見込みメンバーを見つける働きをしてくれます。
あなたが寝ている時間でも、本業の仕事をしている時間でも、デートをしている間でも、この仕組みがあなたの代わりにリクルーティング活動をしてくれるのです。
もっとも、あなたが何もしなくて良いわけではありませんが、オンラインリクルーティングで仕組みを構築することは、リクルーティングの半自動化の仕組みを手に入れるようなものであると言っておきます。
つまり、半自動化の仕組みがあれば、対面式のデメリットの1つである時間的な制約が消え去るのです。あなたが本業の仕事にどんなに疲れていても、やる気のないときでも、リクルーティング活動のための時間を確保できなくても、オンライン上に構築した仕組みがあなたの代わりに24時間働いてくれるのです。
これも、対面式では決して手に入れることのできない、オンラインリクルーティングの非常に大きなメリットです。
営業的な声かけが不要になる
従来の対面式ではセミナーに誘ったり、アポイントを取り付けることに抵抗を感じる人がいますが、オンラインリクルーティングではセミナーに誘ったり、アポイントを取り付ける必要も無いので、誰でも抵抗なくリクルーティング活動に取り組めます。その意味で、勧誘してOKしてくれる人の母数が増えます。
人と積極的に会う必要がなくなる
オンラインリクルーティングではクロージングまでオンライン上で完結できるので、必ずしも人と直接会う必要はありません。その意味で、人と会うのが苦手な人や面倒に感じる人たちをメンバーに取り込むことも可能になります。
家族や友人に声をかける必要がなくなる
インターネット上では無数の人とつながることができて、声をかける人に困らなくなるので、家族や友人に声をかける必要がなくなります。対面式では当然とされている家族や友人への声かけは、オンラインリクルーティングでは無視していいのです。やらなくていいのです。これだけでも、気楽にリクルーティング活動に取り組めますよね。
家族や友人から嫌われることがなくなる
家族や友人に声かけする必要が無いので、家族や友人から嫌われることもありません。知っている人から嫌われることを気にしながらMLMに取り組むことがなくなります。
コストを抑えることができる
オンラインリクルーティングはインターネット上でつながって、クロージングまでインターネット上で完結できますので、相手と会うために交通費を支払ったり、ファミレスでお金を使ったりする機会が激減します。まだMLMで稼いでもいないのに、お金だけが出ていく状況が無くなります。
コロナ禍のような状況でもリクルート活動に支障がない
オンラインリクルーティングでは人と直接会う必要が無いので、コロナ禍のような人と直接会えない状況でも、リクルーティング活動に全く支障がありません。むしろ、あなたのチームに入りたいと思う相手も、人と直接会えない中での効率的なリクルーティング方法を知りたいと思っているはずですので、クロージングまで効率的に行うことができます。
人間関係のわずらわしさから解放される
オンラインリクルーティングではいろんな場所にいる人たちがチームになりますので、実際にチーム全体で会う機会は減っていくでしょう。苦手な性格のメンバーがいるとしても、実際に会わなければストレスもありませんから、人間関係のわずらわしさから解放されることもメリットの1つと言えます。
このように、オンラインリクルーティングは、従来の対面式リクルーティングのすべてのデメリットをカバーしてしまう利点を持ち合わせているので、オンラインリクルーティングに取り組まない理由があるでしょうか？
MLMオンライン集客 の主な2つの方法
では、オンラインリクルーティングは、インターネット上でどのように行えばいいのでしょうか。その主な2つの方法を紹介します。
ウェブサイト、ブログ
主な集客方法の一つは、自分のウェブサイトやブログを作って、そこに見込みメンバーのアクセスを集めて、見込みメンバーをリスト化することです（*リスト化とは、相手の名前とメールアドレスを取得することを言います）。
ただ、無料ブログはお薦めしません。なぜなら、無料ブログはそのサービスを提供している企業に主導権があるので、その企業が無料ブログサービスを終了することになったら、あなたのブログは無に帰すことになり、オンライン上での存在を失うからです。
また、無料ブログはサービス提供会社の都合でルールが変わることがよくあるので、今まではMLMに関する投稿はOKだったけれども、それが禁止になるなんて事も突然起こりえます。
なので、オンライン上での集客装置を確固たるものにするには、無料ブログではなく、ドメインを買って、ワードプレスで自分のブログやウェブサイトを構築するのが最良の方法です。
ただ、ウェブサイトやブログの場合、サイトが検索で上位表示されないと、新規見込みメンバーの獲得につながりません。そして、検索で上位表示されるには、SEO（Search Engine Optimizationの略）というマーケティングスキルが必要になってくるのですが、SEOはオンラインリクルーティング初心者がいきなり取り組むには壁があり、成果を出せるようになるまで時間がかかるので、次に説明するSNSから取り組むことをお薦めします。
*SEO(Search Engine Optimization): 検索エンジン最適化のこと。Googleなどの自然検索結果であなたのページが上位表示されることにより、見込客のアクセスを呼び込み、見込客を獲得する機会を創出します。検索結果の1ページ目に表示されることが重要です。
SNS（Social Network Service）
SNSの代表例はFacebook, Twitter, LinkedIn, Instagram, Lineなどで、文字通り、これらのSNSを使ってリクルーティング活動することを言います。
オンラインリクルーティング初心者は、まずSNSを使ってリクルーティング活動することをお薦めします。というのは、ウェブサイトやブログと比べて、SNSでオンラインリクルーティングをすることには次の3つのメリットがあるからです。
メリットその1:ウェブサイトやブログと比べて、簡単に見込みメンバーとつながることができる
ウェブサイトやブログの場合、SEO*を駆使して、見込みメンバーにあなたのウェブサイトやブログを見つけてもらう必要がありますが、正しいSEO対策をしなければあなたのウェブサイトやブログを見つけてもらうことは難しいです。
一方のSNSの場合、SEOは不要で、あなたから特定のSNSユーザーにアプローチして簡単につながることができます。
メリットその2：見込みメンバーとつながるまでに時間がかからない
ウェブサイトやブログであなたが作成する記事を検索結果の上位に持ってくるには時間がかかりますし、あなたの記事が必ずしも検索結果に表示されるとは限りません。
そして、見込みメンバーがあなたの記事を読んで、あなたとつながりたいと思うかどうかはさらに確率の問題となり、ウェブサイトやブログで1人の見込みメンバーを獲得することはそう簡単ではありません。
でも、SNSであれば、メッセージを1回送るだけで相手とつながることができますので、時間がかかりません。
メリットその3：誰でも簡単に取り組むことができる
SNSであればSEOのような専門的なマーケティングスキルが不要なので、誰でも簡単に取り組むことができます。取り組むにあたっての壁が非常に低いです。
３つのメリットをまとめると・・・
これら3つのメリットをまとめて釣りに例えるとこんな感じです。
ウェブサイトやブログを使ったオンラインリクルーティング＝広大な海での釣り。魚がいない場所に仕掛けを作って、その仕掛けに魚を誘導する必要がある。釣りに関する高度な知識とスキルが必要で、誰でも魚を釣れるわけではない。
SNSを使ったオンラインリクルーティング＝釣り堀での釣り。すでにそこに大量の魚がいる。専門的なスキルは必要なく、その魚の群れに釣り糸を垂らすだけでよいので、誰でも簡単に参入でき、時間がかからない。取り組みやすい。
どうでしょうか？
ウェブサイト・ブログのオンラインリクルーティングとSNSのオンラインリクルーティングとの違いが理解いただけたでしょうか？
もっとも、ウェブサイトやブログが全く不要なのではなく、将来的には自分のウェブサイトやブログも持つ方がベターです。つまり、最初はSNSを使ったオンラインリクルーティングに取り組んで、成果が出てきたら、ウェブサイトやブログを持って、そこからも見込み新規メンバーのアクセスを狙うという流れで十分です。
MLMオンライン集客 で絶対にやってはいけない2つのこと
次に、オンラインリクルーティングで必ず失敗する方法を2つ紹介します。これをやっている人は本当によく見かけます。でも、多くの人はマーケティングという視点を知らないために、やってはいけないと知らずに、無意識でやってしまっていると思います。あなたは決してやらないでくださいね。
商品・会社をアピールする
なぜこれがいけないかというと、「商品や会社のアピール＝宣伝」になってしまうからです。あなたの見込みメンバーが情報検索をしているとき、宣伝なんて別に探してもいなければ見たくもないわけですよ。だから、あなたが商品や会社に関する記事を書いたり、コンテンツを投稿してしまったら、見込みメンバーに確実にスルーされます。無視されます。
見込みメンバーが関心あるのは「自分の人生」だけです。あなたが参加しているMLM企業の商品や会社なんかに興味があるのではありません。見込客の人生に訴えかけるコンテンツを発信しないことには、見込客を引き寄せることはできません。
その意味で、商品や会社のアピールをしても、新規メンバーの獲得には全くつながらないことを覚えておいてください。それに、次の「オンラインリクルーティング成功の秘訣」で説明するアトラクションマーケティングにも反することになりますので、その意味でも商品や会社のアピールは絶対NGだということを頭に入れておいてください。
すぐに勧誘する
相手がその気じゃないのに、すぐに勧誘するのもNGです。この点はオンラインでもオフラインでも同じです。オンラインで相手とつながったからといって、すぐにMLMの勧誘をしてしまうのはタイミングを間違えていますし、失敗するだけです。
好きになった異性に告白を受け入れられやすいタイイングがあるのと同じく、オンラインでつながった相手に、MLMを勧誘するベストなタイミングというものがあるのです。だから、そのタイミングになるまで、勧誘してはいけません。
※その正しいタイミングについては、特典の無料メール講座で教えていますので、登録をお忘れなく。
MLMオンライン集客 成功の秘訣
オンラインリクルーティングでやってはいけないことが分かったとして、じゃあどういうことをやればオンラインリクルーティングで成功できるのでしょうか？
その答えは、「アトラクションマーケティング」を実践することにあります。
アトラクション(Attraction)は英語で「人を引き付ける、魅了する力」を意味します。
ディズニーランドなどのテーマパークの乗り物・施設のことをアトラクションって言いますよね。それは、そういうテーマパークの乗り物が人を惹き付けることから、アトラクションと呼ぶわけです。
それと同じく、アトラクションマーケティングとは、まさしく「人を惹き付けるマーケティング」を意味します。
つまり、オンラインリクルーティングでアトラクションマーケティングを実践するとは、『新規見込みメンバーがあなたという人間に興味を持ってもらえるよう、あなたとつながりたいと思ってもらえるよう、ウェブサイト・ブログ・SNSで新規見込みメンバーを惹き付けるコンテンツを発信していくこと』を意味します。
あなたのチームに加わるかも知れない見込みメンバーは、インターネットを使って、自分に有益な情報を探しています。
そこへあなたが情報を発信して、見込みメンバーにあなたの存在を認知してもらい、そしてつながり、継続的に情報を発信することで信頼関係を構築していきます。
アトラクションマーケティングでは、決してあなたの方からガツガツ人間関係を求めていくのではなく、相手があなたに興味を持つように仕掛けることがとても大切なポイントになります。
先ほども書きましたが、見込みメンバーが関心を持っているのは「自分の人生」だけです。見込みメンバーが「こういう人生になりたい」と思えるようなコンテンツを配信していくことで、はじめてあなたに興味を持ってもらうことができるのです。
この「アトラクションマーケティング」という考え方が、オンラインリクルーティングの根底にあるということを、頭に入れておいて下さい。
MLMオンライン集客 と対面式の決定的な1つの違い
オンラインリクルーティングと対面式には複数の違いがありますが、その中でもある1つの決定的な違いを理解しておくと・・・
・なぜオンラインリクルーティングではアトラクションマーケティングが必須なのか
・なぜアトラクションマーケティングを実践しないとオンラインリクルーティングでは成功できないのか
がより深く分かるようになります。
では、オンラインリクルーティングと対面式の決定的な1つの違いとは何かと言うと、「声をかける相手が全く違う」のです。
従来の対面式では、自分の知り合いを中心に声をかけていって、MLMを広めて行きますよね。つまり、対面式であなたが声をかける相手は「家族、友人、仕事の同僚、学校時代の同期、ちょっとした知り合い」など、何かしら「あなたとの人間関係」がもともと存在する人たちですよね。
そして、あなたのチームに加わった新規メンバーも同様に、自分との人間関係がある人を基に声をかけていきます。
逆を言えば、従来の対面式では、あなたとの人間関係が何もない人には声をかけないですよね。
一方のオンラインリクルーティングでは、声をかけることになる相手はオンライン上に存在する「互いに知らない不特定多数の人たち」になります。
つまり、オンラインリクルーティングでは、全く知らない人が相手になるので、最初はあなたとの人間関係が何もないのはもちろん、信頼関係も存在しません。
だからこそ、何も人間関係がない状態でいきなり声をかけても、売り込みだと思われて無視されて当然なわけです。会社や商品をアピールしたところで、売り込みだと思われて逃げられていくのです。
そこで、MLMの勧誘ができるようになる前提条件、つまり何も人間関係がない状態から信頼関係を構築するために必要になるアプローチ法が「アトラクションマーケティング」なわけです。
アトラクションマーケティングで、あなたのことを知らない人に、あなたの存在を認知させ、自分に関係があるかも知れないと気にならせて、少しずつ人間関係を構築して、最終的にMLMの話に持って行く。こういう正しい手順があるのです。
ここまでの説明を端的にまとめますね。
・従来の対面式リクルーティングの相手
→ あなたと何かしらの人間関係が存在する特定少数の人たち
→ あなたとの人間関係の強さによって、すぐに勧誘してもOK
・オンラインリクルーティングの相手
→ あなたとの人間関係が存在しない不特定多数の人たち
→ 人間関係がないので、勧誘しても拒否されるだけ
→ 人間関係を構築することから始める必要あり
そのための手段がアトラクションマーケティング
どうですか？
オンラインリクルーティングを成功させるには、アトラクションマーケティングが不可欠な理由が正しく、そして深く理解いただけたのではないでしょうか？
※余談ですが、対面式リクルーティングでも大きな結果を出している人は、意識的か無意識的かに関係なく、アトラクションマーケティングを対面型に上手に取り入れている場合があります。
MLMオンライン集客 の成功に絶対不可欠な1つの要素
それでは、さらに成功の要因を深掘りしていきます。オンラインリクルーティングを成功させるには、アトラクションマーケティングを実践する必要があることは分かった。
じゃあ、アトラクションマーケティングを成功させるには、どんな要素が必要になるのでしょうか？
つまり、「どんな要素」が新規見込みメンバーを惹き付けるアトラクション（魅力）になるのでしょうか？それを深掘りしていきましょう。
世界観とは何か？
あなたは『世界観』という言葉を聞いたことはありますか？聞いたことはあったとしても、『世界観』とは何かを知っていますか？
実は、オンラインリクルーティングで成果を出すには、『世界観』という言葉について、マーケティングの観点から理解していることが大前提となります。
おそらく、ほとんどの人は世界観を考えることなく、ウェブサイトを作ったり、SNSアカウントを作ってオンラインリクルーティングを始めていると思います。
ですが、『世界観』なきオンラインリクルーティングは必ず失敗すると断言しておきます。必ずです。
しかも、世界観についてマーケティングの視点でちゃんと教えている人は非常に少ないので、あなたにはぜひ世界観をマスターして、オンラインリクルーティング成功の足がかりとしていただければと思います。
まず「世界観」って何？という話ですが、色んな定義がありますが、
世界観とは,、『自分が相手からどう見られたいかというイメージ』として捉えておいてください。
この「相手からどう見られたいか」という点がポイントです。
というのは、世界観とは相手に評価されて成り立つものだからです。
例えば、私の世界観はクール＆ビューティだと自分だけが思っていても、それを見る相手がそう感じなければその世界観は成り立ちません。
世界観を作る必要性
でも、「そもそも世界観をつくる必要なんてあるの？」と思っている人もいると思います。
結論を言えば、あなたが自分のリクルーティング力を高めたいと思っているのでしたら、あなた自身の世界観を構築することは不可欠です。
なぜなら、見込みメンバーはあなたの世界観に惹かれてやってくるからです。
ディズニーでも、ベンツでも、ルイ・ヴィトンでも、スタバでも、コカ・コーラでも何でも、商材・サービスを提供している全てのブランド（企業）は自分のブランドの世界観を構築して集客しています。
あなたもここに書いたブランドに対して、ここはこういう世界観だよなというイメージをあなたなりに持っているはずです。
そして、ディズニーの世界観が好きな人は、その世界観が好きだからこそ、日本全国からディズニーに行くわけです。
ベンツの世界観が好きな人は、BMWでもレクサスでもなく、ベンツの世界観に惹かれてベンツを買うわけです。
スタバの世界観が好きな人は、ドトールやタリーズではなく、スタバのコーヒーを飲みに行くわけです。
このように、世界観は、お客様がそのブランドを選ぶ確固たる理由になっているんですね。
その意味で、世界観のないブランドはお客様に選ばれないので消えて行くんですよ。
だから、集客をする側にとって、世界観は絶対不可欠な要素と言えるわけです。
世界観をつくる絶対的なメリット
これには２つあります。
１つは、あなたのMLMが扱う商材の価格を気にする必要がなくなることです。
例えば、洋服、ジュエリー、車でも何でも良いので、高級ブランドを思い浮かべてください。
高級ブランドって安売りしませんよね。値段は高い価格帯に設定されていて、値下げ競争なんてやってないですよね。なぜなら、高級ブランドはしっかりと世界観を構築しているので、値下げの必要がないからです（むしろ、値下げすることで世界観が壊れます）。
スタバだって、ドトールやシャノアールに比べたら高いですが、それでもお客様は価格の高いスタバに行きますよね。
ここから何が言えるかというと、世界観をきちんと構築すれば、価格を気にする必要は無くなるということです。
MLMで扱う商材にも、実に様々な価格帯がありますよね。数千円レベルの手頃な商材から、十万単位の高額な商材まで。
しっかりとあなたなりの世界観を構築できれば、あなたが扱うMLM商材・サービスの値段は、新規メンバーがあなたのチームに加わる上であまり障害にはならないということです。
あなたの世界観に惹かれるからこそ、あなたに問題を解決してもらいたい、あなたのところで願望を叶えたいと思って、チームに加わるわけです。
逆を言えば、あなたのウェブサイトやSNSアカウントに世界観がなければ、誰もあなたのチームに入りたいとは思わないということです。そして、世界観がなければ、あなたのMLMで扱う商材の価格が、相手にとって断り文句にもなり得るということです。
そして、これが２つ目の絶対的メリットになるのですが、世界観を構築できると、オンラインリクルーティングの本領を発揮することができます。
より良く理解していただくため、まずはリアルの集客について考えてみましょう。
例えば、あなたの住んでいるエリアにパン屋さんがあるとします。もちろん、その実際のお店に行くお客さんは、そのパン屋さんからさほど遠くないエリアに住んでいる人たちになります。
まぁ、よほど特別な差別化ができていれば、近隣の県からわざわざ来店するお客さんもいることでしょうが、そういう特例的な要素はここでは考えず、あくまで普通のパン屋さんを想定してください。
普通のパン屋さんであれば、商圏エリアは「パン屋さんの近くに住んでいる人たち」になります。
で、このパン屋の店長は、もっと売上を伸ばすためにパンの「オンライン販売」をすることにしました。なぜなら、オンラインでパンを売れば、「パン屋さんの近くに住んでいる人たち」だけでなく、「全国の人」相手にパンを売ることができると考えたからです。
たしかに、インターネットなら、住んでいる場所は関係なくなりますから、パン屋から500km離れていようが、1000km離れていようが関係ないですよね。オンラインでパンを売れば、一気に日本全国が商圏エリアになるわけです。その意味で、店長の戦略は正しいです。
ただ、問題はここからです。
インターネット上でパンを買えるようにしただけでは、絶対にパンは売れません。なぜなら、ライバルはたくさんいるし、ネットユーザーに対して「このパン屋のパンが欲しい」と思わせられないと、パンは売れないからです。
そこでポイントになるのが「世界観」です。
例えば、このパン屋が、ほかのパン屋にはない独特の世界観を創り出して、その世界観が伝わるようなウェブサイトやSNSアカウントを作ったとします。
すると、その世界観に惹かれた日本全国の人が、そのパン屋のパンが欲しいと思い始めて、パンが売れ出します。
つまり、ただインターネットでウェブサイトやSNSアカウントを始めるだけでは絶対に不十分で、「世界観」を加えるからこそ、「距離を超えて集客できる」、つまりインターネットでの集客が本当の意味で活きるようになります。
インターネット集客が本領を発揮できるのは「世界観」があるからこそなのです。
あなたが世界観を構築すると起きること
このことをあなたのMLMのリクルーティング活動に当てはめてみましょう。
オンラインリクルーティングをしていないあなたのビジネスエリアは、あなたの住んでいる場所の近辺です。
でも、それだけでは声をかける人の数に限界があると考え、インターネットでリクルーティングしようとあなたは考えます。
そこで、手始めにフェイスブックを使ってリクルーティング活動を始めることにしました。
フェイスブックページを作って、コンテンツも作って投稿して、気になるフェイスブックコミュニティにも入ってメッセージを投稿しましたが、6ヶ月経っても、1人もリクルートできていません。
そこであなたは何が原因なのかをしらみつぶしに考え、「世界観」がないことが原因だという結論にたどり着きます。
そしてあなたは、見込みメンバーを惹き付けるような世界観を考えて、その世界観をフェイスブックページや、投稿コンテンツに反映しました。
コンテンツ投稿を続けていると、フェイスブックユーザーから友達申請をもらったり、コメントをもらうようになり、少しずつ反応が出始めました。
そして、新規メンバーも獲得できるようになっていきました。
と、こんな感じで、世界観を構築してオンラインリクルーティングを実践するからこそ、インターネット上での集客で結果が出始めるのです。そこではじめて、ビジネスエリアが全国に広がった（距離が関係なくなった）と言えるのです。
世界観を構築せずに、「ブログ作りました」、「SNS始めました」と言っているディストリビューターは、ただオンライン上に集客には全く役立たないブログを作っただけ、SNSを始めただけに過ぎません。
世界観が抜け落ちているブログやSNSアカウントなんて死んでいるも同然なんで、リクルーティングには全く役立たないんですよ。
現実の話、多くの人はマーケティングを知らないので、ましてや『世界観』というキーワードなどもっと知りません。だから、オンラインリクルーティングで成果の出ていないほとんどの人は、ただオンラインリクルーティング「ごっこ」をしているだけなのです。でも、あなたが世界観をきちんと構築してオンラインリクルーティングに取り組めば、そういうライバルを抜き去ることなどとても簡単ですし、結果につながるのです。
世界観をつくる要素と世界観の困った性質
では、世界観って何から出来上がるのでしょうか？
答えを言えば、世界観は人の五感（視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚）に訴えるすべての要素から作られます。
つまり、見た目、音、触り心地、味、においに訴えるすべてのものから世界観は作られます。
特に、ウェブサイトやブログ、SNSなどは、この中の要素でも「見た目」が極めて重要です。
その意味で、オンラインリクルーティングにおけるあなたの世界観は、「見た目で見込みメンバーに判断されている」と考えて間違いありません。
もっと具体的に言えば、あなたが投稿する写真や記事の１つ１つがあなたの世界観を作っているんです。
例えば、あなたのプロフィールページに掲載されているロゴマーク、書かれている自己紹介文の内容、そこで使っている絵文字、ハイライトに載せている動画など、これら全てがあなたの世界観を作ります。
で、これが世界観の困った性質なのですが、世界観は作ろうって思わなくても勝手に出来上がって勝手に相手に伝わってしまうんです。
どういうことかと言うと、あなたが自分の世界観のことを考えていないとしても、すでに作成したプロフィールや投稿されたコンテンツから勝手に世界観ができてしまっているということです。
そして、それを見たネットユーザーに、勝手にあなたの世界観が伝わってしまっているんです。
ここで何が起きるかというと、自分の世界観をこういうものにしようと考えた上でブログやSNSを運用していない限り、見込みメンバーにとって魅力的な世界観は勝手に生まれないものなので、集客には役立たないイメージの世界観が相手に伝わってしまうんです。
いわゆる、どう見てもダサいブログとかSNSアカウント、素人っぽさが伝わるブログやSNSアカウントってありますよね。そういうブログやSNSアカウントは世界観が抜けているためにマイナスのイメージがどうしても漏れ伝わってしまうので、リクルーティングに苦労するわけです。
じゃあ、世界観の困った性質を乗り越えて、魅力的な世界観をネットユーザーに伝えるにはどうしたら良いのでしょうか？
世界観を正しく伝える方法
世界観って勝手に伝わるものなら、どうすれば見込みメンバーにあなたの世界観を魅力的に伝えることができるでしょうか？
それは簡単で、自分の世界観を意図的に作ればいいんです。
つまり、あなたの世界観を「こういう世界観で新規メンバーを集めていく」と考えたうえで、作ればいいんです。
先ほど例に出したディズニー、ベンツ、ルイ・ヴィトン、スタバ、コカ・コーラといった全てのブランドは、意図的に世界観を構築しています。
と言うよりも、世界観を意図的につくるのは、マーケティングの常識なわけで、これをやらずに成功できるはずがないんです。
世界観がなければ相手に選ばれる理由がないので、競争に負けるのが当たり前だからです。
世界観は作るものと書きましたが、厳密に言えば、世界観は意図的に「演出」するものです。
・ブログやウェブサイトの背景カラー、タイトル、写真
・SNSアカウントのロゴ画像に使う写真やデザイン、色、文字のフォント、日本語なのかアルファベットなのか。
・プロフィールの自己紹介文に何をどう書くか。文章で書くか、箇条書きで書くか。
・絵文字を使うかどうか。
・どんなコンテンツを投稿するか。
・投稿した写真をプロフィールページでどう見せるか。
などなど、「私の世界観はこういう世界観で行く」と決めた上で、これらのすべてを活用して、意図的に演出していくんです。
そうすると、その世界観に惹かれたネットユーザーは、「この人いいかも」、「このアカウントには何か惹かれるものがある」という心理になって、フォロワーになったり、コメントをくれたり、何らかの反応をするようになってくれるわけなんです。
MLMオンライン集客 の成功に必要なそのほか4つの要素
世界観以外に、アトラクションマーケティングを実践して、オンラインリクルーティングを成功させるには、次の4つの要素が必要です。
webマーケティングの理解とスキル
まず一番重要な要素は、webマーケティングの理解とスキルです。なぜなら、『オンラインリクルーティング＝webマーケティング』だからです。これはとても重要なことなので、一番理解していただきたい点です。
一般にマーケティングとは「顧客にとって価値ある提供物を創造・伝達・配達・交換するための一連のプロセス」などと言われていますが、そのように説明されてもあまりピンと来ないですよね。なので、あなたはマーケティングのことをそんなに小難しく考える必要は全くありません。
私なりにマーケティングとは何かを簡単に言えば、「マーケティングとは自分の求める結果を実現させるために意図的に行う一連のプロセス」のことを言います。
つまり、この定義をオンラインリクルーティングに当てはめれば、「オンラインリクルーティングとは、あなたが新規メンバーを獲得するためにインターネットを使って意図的に行う一連のプロセス」ということになります。
例えばあなたがFacebookを使って新規メンバーを増やしていきたいとしたら、以下の手順を意図的に実践する必要があります（以下で書くFacebookの細かい話はまだ分からなくても結構です）。
ステップ１
最初にあなたがどんな人たちをメンバーにしたいか（これをマーケティング用語でペルソナと言います）を決めます。要はどんな人をリクルートしたいかをターゲティングするということです。なぜなら、ペルソナを決めなければ、相手に刺さるキーワードを定めることができないですし、投稿するコンテンツも作成することができないからです。
このことは、あなたにマーケティングの経験が無くとも、手紙を例に説明すればよく理解できるはずです。
手紙って「特定の一人」に宛てて書きますよね。家族の誰かであったり、友人の誰かであったり、恋人だったり、ビジネスマンであれば特定のお客様であったり。
で、手紙を書くときって、その手紙を読む相手のことを考えて書きますよね。つまり、手紙の内容は相手がいるからこそ書けるわけです。そして、特定の相手に向けた内容だからこそ、読み手の心に届くわけです。
逆に、相手を決めないで手紙なんて書けないですよね。相手を決めないって事は相手がいないことと同じですから、そもそも存在しない人に向けて手紙なんて書けるわけがありません。相手がいないのですから、相手に刺さる言葉を選んだり、刺さる文章を書くことなどできません。
オンラインリクルーティングで作成する記事やコンテンツも同じです。どんな人をターゲットにしたいかを決めるからこそ、その人たちに向けた手紙（コンテンツや記事）が書けるわけです。そして、相手の心に影響力を行使できるわけです。
だから、オンラインリクルーティングでは、最初にペルソナを決めることから始めます。
ステップ２
ペルソナを決めたら、その人たちにアピールするキーワードをピックアップします。
ステップ３
そのキーワードを使ってウェブサイト・ブログ・SNSのタイトルを決めます。また、ペルソナにアピールするためのメイン画像も作ります。
ステップ４
そして、そのウェブサイト・ブログ・SNSで、見込みメンバー（ペルソナ）を惹き付けるための投稿コンテンツを作成して定期的に投稿していきます。
これが、インターネットを使ってリクルーティングする際の大まかなプロセスで（他にもプロセスはもっとありますがここでは省略します）、あなたが新規メンバーを獲得するために意図的に行う一連の作業となります。
で、あなたがオンラインリクルーティングでウェブサイトを使おうが、ブログを使おうが、SNSを使おうが、それらのメディアを活用することは完全にwebマーケティングの世界の話なんです。
ペルソナの決定から、キーワードのピックアップ、（ウェブサイト、ブログ、SNSでの）タイトル作成、コンテンツの作成、文章の書き方、メッセージの書き方、オンライン上でつながってからクロージングに持ち込むまでのプロセスまで、すべてあなたが新規メンバーを獲得するために意図的に行う作業という意味でのマーケティングなんです。
だから、オンラインリクルーティングを成功させるには、webマーケティングの理解とスキルが必須なんです。これなしに、いきなりブログを作ったとしても、誰にも響かないブログしか出来上がりません。SNSでリクルーティングを始めても、誰にも相手にされません。
誰にも響かないし、相手にもされないということは、新規メンバーの獲得には全く結びつかない、つまり失敗しかないということです。
だからこそ、本書の内容を知らずして、オンラインリクルーティングに飛び付いても成功しないと断言できるのです。
人の心理への理解
インターネットを使ってリクルーティングをするとは言っても、相手は機械ではありません。相手はスマホやパソコンの画面を見ている人間です。よって、従来のオフラインでのリクルーティング活動と同じく、相手の心理を害するような言動、相手に嫌われる言動は当然NGで、相手の気持ちをつかむ、相手の心理にプラスの影響力を持つ言動をオンライン上で展開する必要があります。
それには、相手の心理を踏まえた記事の作成や、投稿コンテンツの作成、メッセージの作成など、オンラインでのリクルーティング活動にも「人の心理の理解」は必須です。そもそも人の心理を知らなければ、どうやって「あなたのチームに参加したい」と相手に思ってもらえるでしょうか？
自己研鑽（じこけんさん）を常に行うこと
人と会わないで良いからといって、自分磨きをしなくても良いわけではありません。良質の情報を発信するには、日々の出来事から学んだり、読書をして学んだり、人として自分を進化させる必要があります。
その蓄積があなたの「魅力」となって、人にプラスの影響を与えることのできる言動を身に付けることができます。オンラインリクルーティングでも従来のオフラインのリクルーティングでも、学びが必要なことは同じです。
「会社は社長の器以上には大きくならない」と言われますが、この言葉はそのままあなたのチームのことにも当てはまります。つまり、あなたのチームはあなたの器以上には大きくなりません。あなたの器以上にあなたのチームは大きくならないと思ってください。
逆にあなたが魅力的になればなるほどあなたの器は大きくなって、あなたのチームに参加したいと思う人が増えていくのです。2リットルの水を入れるには、1リットルの器では水は溢れてしまいます。2リットルの器でないといけません。なので、自分のチームをどんどん大きくしていきたいと考えているのでしたら、自己研鑽を惜しまず、自分の器を広げていってください。
細かい作業の継続的実践
オンラインリクルーティングでは、あなたが何もしなくていいということは決してありません。完全なる自動化は存在しません。確かに、インターネット上に仕組みを作ることで、あなたが寝ているときでも仕事をしているときでも、見込みメンバーを引き寄せてくれることは確かですが、その仕組みから成果を得るための作業は必要になります。
例えば、どんなテーマでコンテンツを書くか、どんなキーワードを入れるかを考えたり、それを基にウェブサイトやブログの記事を作ったり、SNSに投稿するコンテンツを作ったり、何時にコンテンツを投稿するか、コンテンツの反応はどうだったかの分析など、これら一連のマーケティング作業を日々実践する必要があります。
なかなか結果が出ないと、挫折して辞めていく人が出てくるのですが、こういった作業を継続して実践できることも、オンラインリクルーティングで成果を出すために重要な要素です。
MLMオンライン集客 Kindle書籍の紹介
本記事を電子書籍で読むことができます。興味のある人はこちらをクリックしてください。AmazonのKindle書籍のページへ遷移します。
