アメリカにダイレクト・セリング協会というネットワークビジネスの主催会社により設立された組織があります。そこが発表したデータによると、アメリカでの2015年度におけるネットワークビジネス人口は2,020万人ということでした。
2014年度のアメリカでのネットワークビジネス人口は1,820万人でしたので、1年間で200万人ものアメリカ人がネットワークビジネスに参加したということになります。
さらに、200万人という数字を365日で割ると、実に毎日5,500人ものアメリカ人がネットワークビジネスに参入しているということになります。
ただ、実際の数はもっと多いと考えられます。なぜなら、すべてのネットワークビジネス主催会社がダイレクト・セリング協会に加入しているわけではなく、非加入主催会社のディストリビューター数は計上されていないからです。
5,500人ものアメリカ人が毎日ネットワークビジネスに参入する3つの理由
それにしても、たった1日で5,500人ものアメリカ人が、なぜネットワークビジネスに参加するのでしょうか?その背景には主に3つの理由が考えられます。
将来への不安
これはどの国でも同じですが、常に経済が好調ということはありません。経済には浮き沈みがつきものです。その意味で、将来の経済がどうなるかは不明ですから、それに備えてネットワークビジネスで収入を得ることで、その不安を解消するというのが一つ。
失業への不安
2015年度のアメリカの失業率は5.28%でした。過去に比べればこの数字は下がってきてはいるものの、解雇は企業側の都合で突然やってくるものです。そのときに、収入が全くなければ、まさにホームレスになりかねません。そういう事態を避けるためにも、ネットワークビジネスに取り組むということになります。
お金をかけずにスモールビジネスのオーナーになれる
ネットワークビジネスは、自分を起点としたビジネスです。しかも、会社を立ち上げることとは違い、大きな資本も必要とせずに、ビジネスオーナーになれるとても優れたシステムです。つまり、お金を必要とせずに、誰でも容易に参入できるという点で、ネットワークビジネスに参加する人が多いということです。
つまりは、言い訳するな!
ネットワークビジネス人口が1日で5,500人増えるということは、1時間で229人増えるということです。
この現実を知れば、こういう言い訳なんて全く意味がないと気付くはずです。
・声をかける人なんかいない
・ネットワークビジネス業界は縮小している
・ネットワークビジネスは終わった
・誰もネットワークビジネスなんかやっていない
どうですか?こんなこと言っていませんか?
こういうことをリクルートの時に言われて、諦める口実にしていませんか?
成功から逃げる言い訳にしていませんか?
1時間で229人増えているという事実を知れば、こういう言い訳は何ももたらさないことが分かるでしょう。