ネットワークビジネス では大きく成長して輝かしい成果を出すチームがあれば、その一方で全く活性化しないチームやメンバーがどんどん辞めてしまうチームもあります。
後者の場合の原因は、ズバリ悪いリーダーシップにあります。
そこで今回は、 ネットワークビジネス のリーダーとしてやってはいけない10のNG行為について説明します。1つでも該当することがあったら、即やめてくださいね。
NG1:自分の利益にこだわっている
誰もが自分の利益を求めてネットワークビジネスに参加します。でも、このビジネスでは、あなたの結果はダウンラインの活動によってもたらされます。
にもかかわらず、自分の利益にこだわると、ダウンラインを尊重できなくなってしまいます。それでは完全にリーダー失格です。
このビジネスの仕組みを理解しているなら、あなたがこだわるべきはダウンラインの成功です。ダウンラインの利益です。ダウンラインが成功すれば、それはそのままあなたの利益として帰ってくるのですから。
NG2:メンバーとの会話を怠ける
ネットワークビジネスは人間関係、つまりコミュニケーションで成り立っているので、リーダーがメンバーとの会話を怠けるのは完全にNGです。リーダーなら絶対に積極的にコミュニケートしなければなりません。
そのためにも、メンバーと直接会う機会を定期的に作ったり、メンバーに携帯電話番号、メールアドレスを必ず教えて、メンバーが常にあなたに連絡できる環境にしておくことが必要です。
NG3:メンバーを比較する
あなたのダウンラインは人ひとり個性があって、バックグラウンドも全く違うはずです。なので、全く違う個性を比較することはできません。
それなのに、AさんはBさんよりも優れているとか、CさんはDさんよりもダメだよねなどと比べることは絶対にしないことです。
また、自分はこうだったのに・・・と、自分のケースとメンバーも比較しないことです。あなたとメンバーもまた違う個性なのですから。
リーダーに必要なのは、それぞれ違う個性のメンバーと向き合って、それぞれのメンバーの成功する方法を考えてサポートすることです。
NG4:他のメンバーのいる前で問題を指摘する
もしメンバーに問題がある場合は、そのメンバーと二人きりになって直接話し合うことです。決して他のメンバーの前で、問題を指摘してはいけません。そういうことをすると、そのメンバーは恥をかかされたことになりますし、他のメンバーも同じことをされまいと思ってあなたから遠ざかろうとします。
NG5:すぐに怒る
感情的な知性は真のリーダーに重要な要素です。私たちは人間なので、感情を押し殺すことは難しいですが、人前で怒りを出すのはおすすめできません。そういう感情に襲われたとしても、それを人前で出さずにクールでいてください。
あなたのダウンラインは困難な状況にあってもクールでいられるリーダーに魅力を感じるものです。すぐに怒ってしまうような人にはダウンラインは魅力を感じません。
NG6:メンバーの時間を尊重しない
リーダーたるもの、時間の使い方においてもメンバーの模範でなければなりません。それなのに、ミーティングの時間に遅れてきたり、時間通りにミーティングを始めなかったり、時間通りにミーティングを終わらせなかったりすると、周りの人の時間を奪うことになります。
時間の価値はどのメンバーにも同じだと意識して、時間を奪わないように気を付けてください。
NG7:特定のメンバーと常にいる
これもよくあるパターンなのですが、いつも同じメンバーと一緒にいるリーダーがいます。それは止める方が良いです。なぜなら、特定のメンバーと一緒にいるということは、あなたにそのような意図があるかどうかに関係なく、その人達以外のメンバーを否定しているような意味を持つからです。
そうなってしまうと、メンバーからは遠い存在になってしまい、コミュニケーションが無くなってしまうという悪影響が出てくるんです。だから、いつも特定のメンバーと一緒にいることは意図的に止める方がグループ全体のためなのです。
NG8:次のビッグチャンスに目が行ってしまう
誰もが大きなビジョンを描いてチャンスを追い求めるのは自然な心理です。しかし、リーダーはメンバーを正しい方向へと導くことが役目なので、次のチャンスを追い求めてコースを変更するとメンバーが離れていく原因になります。
例えば、あなたのリーダーが壮大なビジョンを持っていて、そのビジョンにあなたが惹かれて、そのグループに参加したとします。でも、その2週間後に、そのリーダーが全く別のビジョン(例えば他社のMLMを始める話)を話し始めたとしたら、そのリーダーを信用しなくなりますよね。
もしかしたら、そのリーダーはさらにほかのMLM会社に移る話を持ち出してくるかもしれないですし、そういうリーダーと一緒にいても、振り回されるだけで、すべてが中途半端で、何も成し遂げることはできないですよね。
なので、リーダーとしては今のビジネスに集中して、メンバーの成功を導くことです。
NG9:メンバーにアイデアをシェアさせない
グループの活性化には、メンバーが自由にアイデアや意見を出してシェアできる雰囲気が必要です。というのも、問題解決やグループ活性化のために、メンバーの中から正しいアイデアやすごい意見が出てくる時もあるので、そういうチャンスを逃さないためにもメンバーが自由にアイデアを出し合える環境が必要だからです。
それに、メンバーなら誰だってグループに貢献したいと思っているはずですし、意見を言うことで認めてもらいたいと思っているはずです。にもかかわらず、もしリーダーがメンバーからのアイデアや意見を歓迎しないようであれば、誰もアイデアを言わなくなります。口を閉ざしてしまいます。
その結果、メンバーはやる気をなくし、そのマイナスのエネルギーがメンバー間に波及してグループにとってマイナスに影響します。
NG10:メンバーを褒めない
リーダーには特別な影響力があります。それをプラスにもマイナスにも使えるのですが、プラスに使うとメンバーをとてもやる気にさせることができます。
人は褒められるとうれしく感じて、もっと頑張ろうと思います。褒められることは目標達成のモチベーションになるのです。
それなのに、メンバーを褒めないことは、メンバーのやる気を十分に引き出せていない証拠になります。それって、チーム全体の損失になるんです。なので、どんな些細なことでもいいので、メンバーを褒めることです。
まとめ
あなたがネットワークビジネスで成功したいなら、必ずリーダーになる必要があります。そして、チームが活性化するようにメンバーを導いていかなければなりません。
そのためには、ここで紹介した10のNG行為を一つでもやらないことが重要になります。あなたのリーダーとしての行動のチェックリストとして活用してください。