ネットワークビジネス を行っているディストリビューターなら、ネットワークビジネスでお金を稼いで、資産を増やしたいと思っているはずです。
しかし、お金を増やしたいと思っていても、お金に関するリテラシー（お金の教養）が低ければ、お金を貯めることはできません。
そこで今回は、お金に関する教養を高めるために、お金持ちが実践しているお金の使い方について説明します。
第１の使い方：70対30の法則
お金を貯める第１の使い方は、税金を支払った後の収入の70％で生活をするということです。つまり、強制的に収入の70％で生活したり、ぜいたく品を買うというルールを設定して、その中でやりくりするのです。
貧乏人は収入の何％を生活費に充てるという線引きがないので、収入のほとんどが生活費や不要な消費で消えてなくなっていくのです。まさに、お金の使い方のレベルが低いというわけです。稼いだ収入のほとんどを消費で失うことは、人生を消費しているも同然です。それでは生活が改善することなどあるはずもありません。
一方、お金持ちは消費に充てるお金に上限を設定しているからこそ、残り30％のお金を人生を豊かにするために有意義に使えるわけです。そこで重要なのは、お金持ちは残りの30％のお金を何にどのように使うかという点です。
第２の使い方：チャリティー（寄付）
お金持ちは残り30％の３分の１をチャリティーに使います。チャリティーはあなたが生きている社会へ富を還元する行為で、サポートを必要としている人々を助ける行為です。
お金持ちは自分が富を持てたのは社会のおかげだと考え、その富の一部を社会へ還元することを惜しみません。なぜなら、お金持ちは与えることで自分もさらに豊かになるというマインドセットを持っているからです。
この記事を読んでいる人の中には、自分が将来お金持ちになってから寄附をしようと考えている人もいることでしょう。でもそれでは遅いです。お金持ちになってからではなく、今から寄附をすることがお金持ちのマインドセットを得るために必要なのです。
例えば、将来あなたが月収100万円になったとして、その中から毎月10万円を寄付しようと思いますか？たぶんしないと思います。なぜなら、お金を得てから寄附をしようと思っても、それまで寄付をしなかったことで、寄付をするという行為が習慣化されていないからです。
習慣化されていないということは、将来お金を持ったとしても、寄付をすることをためらってしまうことを意味します。だから、お金持ちがどうかに関係なく、少額でもいいので、今から寄付をして習慣化していくのです。
第３の使い方：投資
30％の次の3分の1は投資に使います。投資とは文字通り株式などの金融資産の投資でも良いですし、自己投資でもＯＫです。つまり、自分の何かしらのスキルを向上させて自分の価値を高めるためにお金を使うということですね。
この点、お金持ちは自己投資をよくやっています。なぜなら、自己投資こそ最大のリターンを生む投資だと考えているからです。
また、このお金で買える範囲で商材を仕入れて販売するのもアリです。つまりは、自分でできるちょっとしたビジネスに投資するということです。
第４の使い方：貯蓄
そして、30％のお金の最後の3分の1の使い方は貯蓄です。貯蓄はいざというときに備えて必要不可欠ですし、長年継続することで大きな金額のお金を手にすることができます。それに、お金を貯蓄することはほとんどのお金持ちが実践していることですので、お金持ちになるためにも不可欠の行為です。
一方、貧乏人は手に入れた分だけお金を使ってしまって、残った場合にだけ貯蓄しようとします。でもほとんどの場合お金を使い果たしてしまい、手元に残るお金が無くなります。その結果、貯蓄すらできない状態になるので、貧乏人は貧乏人なのです。
つまり、貧乏人はたとえお金持ちになりたいと思っていても、貯蓄をしないことで、貧乏人になる選択をしているようなものなのです。でも、お金持ちはまず最初に貯蓄をするので、お金を貯めていくことができますし、人生を有意義なものにするためのお金も使えます。これは貧乏人とお金持ちの１つの決定的な差でもあると言えます。
お金持ちのお金の使い方のまとめ
生活は収入の70％でまかない、残りの30％をチャリティー（寄付）、投資、貯蓄に充てる。この3つを継続してみてください。1ヶ月や1年では効果は分からないかもしれませんが、２年や３年が経過すれば、その効果はみるみる大きくなっていきます。そして、その頃にはお金持ちのマインドが習慣化できて、お金持ちと同じお金の使い方が身に付いていることでしょう。
