あなたのグループの ダウンライン がやる気がない、あるいは活動していてもなかなか成果に結びつかないとき、あなたはどんな方法で ダウンライン を導いていますか?
ダウンラインをやる気にさせるには、多くの方法が存在します。その中でも、ダウンラインのやる気を引き出し、ダウンラインにも成果を出しやすくする方法について説明します。
ネットワークビジネスを難しく見せるのはバカがやること
この世のどんなジャンルのビジネスにも、成果を出すための方法が存在します。そして、どんなジャンルのビジネスでも成果を出すための方法は意外にシンプルなものです。難しく考えれば考えるほど、成果が出しにくくなります。
それはなぜか?
それは、実は世の中の物事はシンプルにできているから。
そして、結果を出している人に秘訣を聞いてみると、「なんだ、そんなことか」と思うほど、シンプルなことをやっていたりします。
では、なぜシンプルなことをやればいいだけなのに、結果が出ない人がいるのか?
それは、シンプルなことを難しく考えていることと、そのシンプルなことをただ実践していないこと。この2つが原因です。
このことはネットワークビジネスにも当然に当てはまります。
ネットワークビジネスで結果を出すには、当たり前のことを継続するだけです。ネットワークビジネスで結果を出せていない人は、シンプルなことを難しく考えているのと、やるべきことを単にやっていない。ただそれだけのことです。
その意味で、ネットワークビジネスは難しいと考えるのは止めましょう。代わりに、ネットワークビジネスはシンプルで簡単だと理解して下さい。
ダウンライン の誰でもマネできるかが重要
次に重要なことは、やるべきことを誰でも実践できるレベルにシンプル化することです。特に、ネットワークビジネスでは一般のサラリーマンの人材募集とは違って、どんなバックグラウンドを持っている人でもできることが重要です。
学歴、職歴、実績、職種、頭の良し悪しなどに関係なく、どんなバックグラウンドの人でも、同じことを何の苦労もなく実行できること。これが極めて重要です。
なぜなら、一部の人しかできないようなことをダウンラインに伝えても実践できない人が出てくるわけですし、自分にはできないと思った時点でそのダウンラインは離脱していってしまうからです。そういう状況はグループの活性化という方向性に反します。
なので、どんな人でもマネできるレベルに落とし込んだシンプルな行動リストをグループ内で共有するのです。誰でもできることを共有すれば、「自分にもできる」というプラスの影響を与えることができます。そして、それがダウンラインの行動につながります。
セールススキルなんか邪魔
ネットワークビジネスではセールスのスキルは不要です。セールスマンが得意がってセールスをしても、サインアップはしてもらえません。なぜなら、人は売り込まれるのが嫌いだからです。
代わりに何が必要かというと、セールスのスキルを見せるのではなく、誰でも簡単にマネができることを示すのです。
そうしなければ、たとえビジネスに興味を持った人でも、「自分にもできる」と思ってもらわなければ参加する決断は下せないですし、参加しても行動に結びつかないので、グループは拡大しないからです。
ダウンライン に伝えるべきはこのビジネスのシンプルさ
その意味で、あなたが真の意味で伝えるべきことは、「このビジネスは誰にも簡単にできるのですよ。だから、あなたにもできますよ」ということなのです。
本当に伝えるべきことは、商品でもビジネスシステムでもないのです。あなたが所属している会社のネットワークビジネスは、誰にでも簡単に実践できる。そして、その方法を実際にシンプルにする。そういうことを伝えるのです。
ダウンライン にシンプルさを伝える心理的な価値
人は新しいことに参加するかどうかを決断するとき、「自分にはそれができるかどうか」を重視します。なぜなら、自分にできないと思ったなら、参加する価値がその時点で消えるからです。
逆に、自分にもできると感じたなら、「自分はこれをやることで成功できるかもしれない」と、前向きに考えることができるからです。そして、この心理状態がビジネスへの参加や行動をもたらすのです。
だから、リクルートの時にあなたが目指すべきは、あなたがいくら稼いでいるとか、商材がすごいだとか、会社が素晴らしいとかではなく、その見込みの人にとって「自分にもできそうか」と感じてもらうことなのです。
また、ダウンラインであれば、やるべきことをシンプルにまとめて、行動しない壁を取り除くことなのです。
そのためには、あなた自身がネットワークビジネスというものをシンプルにとらえることが必要ですし、シンプルに説明できることも必要です。また、見込みの人やダウンラインが結果を出すためにやるべきこともシンプルに伝える必要があります。
そうして初めて見込みの人は、「このビジネスは自分にもできるかもしれない。毎月○○万円稼げるかもしれない」と考えて、参加の決断を下すのです。また、ダウンラインは「自分にできないことなんて1つもない」と感じて、行動しやすい環境が生まれるのです。
ですから、あなたのダウンラインがリクルートの成果を出せていないときは、シンプルに考えること、シンプルにこのビジネスを伝えること、誰でも簡単にマネできることを伝えて、リクルート時に実践するよう導いてください。