ネットワークビジネス に参加しているすべてのディストリビューターは、自分の成功を夢見て ネットワークビジネス に取り組んでいます。しかし、 ネットワークビジネス で成功する人は一握りなのが現実です。
それは一体なぜなのでしょうか?
どういう人がネットワークビジネスで成果を出しているのでしょうか?
ネットワークビジネスで成功するには何をどういうレベルでこなせばいいのでしょうか?
ネットワークビジネスで成功するための条件には何があるのでしょうか?
この記事ではこれらの疑問に対する回答を提供することとします。
ネットワークビジネスで成功したいと少しでも思っている人はぜひ熟読願います。
*本記事は執筆中の箇所があります。順次アップデートしていきますので、ご了承ください。
ネットワークビジネス とは何か?
ネットワークビジネスで結果を出すには、「ネットワークビジネスとは何か」について正しく理解していることが前提です。
なぜなら、この理解を得ることで、誰に何を言われても、ネットワークビジネスに対するブレない考え方と成功への確固たる確信を手に入れることができるからです。
ネットワークビジネス の仕組み
ネットワークビジネスとは、MLM企業に登録しているディストリビューターと呼ばれる販売員が、同じくディストリビューターとして活動する人やそのMLM企業の商材を購入する人を口コミで増やしていくことで、商材の流通を生み出すマーケティング手法の1つです。
企業がMLM方式を採用するメリット
では、なぜ企業はネットワークビジネス(MLM)方式のマーケティングを採用するのかと言うと、次のメリットが企業側にあるからです。
大幅なコスト削減ができる
ネットワークビジネスを採用する企業にとっての最大のメリットは、販売にかかるコストを大幅に削減できるという1点に尽きます。
人件費がかからない
MLM企業に登録するディストリビューターは個人事業主という立場であって、そのMLM企業の社員ではありません。
よって、正社員を雇う場合に発生する一連の人件費(通勤費、社会保険など各種保険、手当、固定給)をMLM企業は支払う必要はありませんので、正社員を雇う場合に比べて、人件費を大幅にカットすることができます。
広告費がかからない
ネットワークビジネスは口コミでブランドや商材を普及させるマーケティング手法で、一般にテレビ広告やネット広告などは実施しませんので、広告費がかかりません。
ロイヤリティの高いコミュニティを構築できる
ネットワークビジネスのディストリビューターは,基本的にそのMLM企業のブランドや商材にポジティブな考えを持っているために、ディストリビューター登録をします。
また、MLM企業にとってディストリビューターの存在なしには商品を販売することはできないので、ディストリビューターは客ではなく、共同パートナーのような位置づけとなります。
つまり、ディストリビューターとはそのMLM企業へのロイヤリティが高い販売パートナーであり、一般の顧客に比べてロイヤリティが高いと言えます。
そして、MLM企業にとっては、ディストリビューターの数が増えるほど、ロイヤリティの高いコミュニティを構築できることを意味します。
つまり、ディストリビューターか増えるほど、商品を長期間にわたって流通し続けることができるようになります。
一方、例えば健康食品や化粧品の通販であれば、あくまで購入者はその会社の商品を使っているだけであって、その化粧品販売会社が好きで商品を使っているわけではありません。
通販の場合、商品購入者との関係はあくまで会社とお客の関係であって、会社とお客のコミュニティが出来上がるわけではありません。
ネットワークビジネス とネズミ講との違い
マスコミでは「マルチ商法= ネズミ講 」、「ネットワークビジネス(MLM)= ネズミ講 」のような取り上げられ方をしますが、実際のところは ネズミ講 とネットワークビジネスは全くの別物です。
あなたがディストリビューターとして、両者の違いを正しく理解しておくことは、あなたがこのビジネスに自信を持って取り組める根拠になりますし、見込みメンバーから「それってネズミ講じゃないの?」と質問されたとき、正しく回答することで、サインアップの確率を高めることにもつながります。
その意味で、両者の違いを知り、理解しておくことは非常に有益です。
ネズミ講について
ネズミ講はお金自体を流通させることが目的の「金銭配当組織」で、無限連鎖防止法という法律で禁止されている行為です(つまり、違法)。
よくあるパターンとしては、「儲かるビジネスがある」と新規メンバーを勧誘して、このビジネスに参加するには登録料が必要だという口実で高額の会員費を請求します。
そして、新規メンバーの勧誘に成功すると、その会員費の一定割合が自分に、残りが上のメンバーに分配されます。
ネズミ講の特徴
ネズミ講の特徴は次の3点です。
①特定の商品やサービスを扱っていない(商品が存在しない)
②新規メンバーの登録料だけが収入源なので、組織の上にいる人ほど有利で、下にいる人ほど登録費を回収できず損をする
③新規メンバーの勧誘による会員登録料だけで回すので、新規メンバーができなくなると収入が無くなり、ビジネス自体が確実に破綻する
ネズミ講は違法
ネズミ講は無限連鎖講の防止に関する法律第二条によって明確に禁止されている違法行為です。
ネットワークビジネス(MLM)について
ネットワークビジネス(MLM)は特定商取引法という法律によって「連鎖販売取引」と定義され、合法な商取引となります。
よって、「ネットワークビジネス(MLM)=ネズミ講」という図式は成り立ちません。
ネットワークビジネス(MLM)の特徴
ネズミ講と比較した場合の、ネットワークビジネス(MLM)の特徴は次の4点です。
①商品やサービスが実在する
②参加費用は少額か無料である
③報酬は自分の構築したチームで商品の流通が生じることで発生する
④収入は参加した順番には左右されない。参加した順番に関係なく、あくまで自分が構築したチームの大きさや商品の流通量が影響するので、後で参加した人が不利ということはない。
ネットワークビジネス(MLM)は合法
ネットワークビジネス(MLM)は「連鎖販売取引」と規定されている合法な商取引です。
もしネットワークビジネス(MLM)に問題があるのなら、そもそもネットワークビジネス(MLM)を実施している企業や、MLMビジネスをしている子会社を持つ企業の上場は承認されるはずがありません。
ネットワークビジネス の上場企業
ネットワークビジネスそのものは合法な商行為で、アメリカでも日本でも上場している企業があります。
アメリカ
アメリカでは多数のMLM企業が株式を上場していますので、一部を抜粋して掲載します。
・Avon Products Inc.
・Tupperware Brands Corporation
・Nu Skin Enterprises, Inc.
・Herbalife Nutrition, Inc.
・Medifast, Inc.
・USANA Health Sciences, Inc.
・eXp World Holdings, Inc.
・Primerica, Inc.
・The Beachbody Company, Inc.
・Nature's Sunshine Products Inc.
・Mannatech, Incorporated
・Educational Development Corporation
日本
・アイビー化粧品
・シャルレ
・ノエビア
ネットワークビジネス の7つの本質
ここまででネットワークビジネスの仕組み、ネズミ講との違い、企業がMLM方式を採用する理由などについて説明しました。
しかし、ディストリビューターとしてもっと理解すべきは、ネットワークビジネスの本質的な意味合いです。MLMの本質を理解することで、ネットワークビジネスとは何かについてさらなる理解が可能となり、リクルーティング活動にもプラスの影響をもたらすことでしょう。
それでは、ネットワークビジネスの7つの本質を説明します。
人間関係ビジネス
ネットワークビジネスは口コミで組織(チーム)を拡大し、商品の流通網を広げていくマーケティング手法です。そして、この口コミで作られるチームは人間関係で成り立っています。
よって、チームの人間関係が悪化すれば、チームから離脱するメンバーも出てきます。
逆に、チーム内で信頼関係がしっかり構築されていれば、人間関係は強固となり、長期的に稼げるビジネスとして成り立ちます。
その意味で、ネットワークビジネス(MLM)は人間ビジネスだと言えます。
問題解決ビジネス
ネットワークビジネスはMLM企業の提供する商材を流通させることで収入が発生する仕組みですが、商品販売を主目的として考えているディストリビューターは伸びません。
ネットワークビジネスは、問題や悩みを抱えている人に対して、そのMLM企業のビジネスや商材を問題解決、悩み解決の手段としてオファーするビジネスです。
こういう捉え方でリクルーティングをしているディストリビューターはたくさんのメンバーを獲得できることでしょう。
マーケティング
ネットワークビジネスは「ネットワークマーケティング」とか「マルチレベルマーケティング」と言われているように、ネットワークビジネスは「マーケティング」です。
じゃあ、マーケティングとは何かという話をしなければいけませんが、この点については次のようにシンプルに考えて下さい。
マーケティングとは、100人の人ゴミの中に石を投げて、特定の狙った人をあなたの方へ振り向かせる行為のことをいいます。
つまり、商品を売りたい企業からすれば、マーケティングとは数ある商品の中から自社の商品を選択してもらう行為であり、世間ではこのことを「集客」と言います。
その意味で、ネットワークビジネスとは「集客」をするビジネスなのです。
ネットワークビジネスとマーケティングの正しい関係
ただ、誤解をして欲しくないことがあります。
それは、ネットワークビジネスのマーケティングとは、数あるMLM企業や商品の中から、あなたの関わるMLM企業や扱う商品を選んでもらうのではないということです。
あなたが声をかける相手に選んでもらう対象には、あなたがディストリビューター登録しているMLM企業や商品も含まれますが、もっと重要な事実があります。
相手に選んでもらうのは「あなた」という存在なのです。
なぜなら、相手が「あなたと一緒にこのビジネスをしたい」と思わなければ、どんなにMLM企業やその商材に魅力があっても、相手はあなたにサインアップしないからです。
その意味で、ネットワークビジネスにおけるマーケティングの正しい解釈とは、数あるディストリビューターの中から「あなた」という人間を選んでもらう行為なのです。
このことが理解できれば、新規メンバーの勧誘時に、MLM企業や商品をアピールしても、相手にとってあなたのチームに参加する理由が生まれないことくらいは分かりますよね。
自分がビジネスオーナー
ディストリビューターにとって、ネットワークビジネスは自分を起点とする収入の流れを構築するビジネスです。
ある意味、自分のチームは自分がオーナーであり、リーダーであり、責任者です。
なので、自分のチームに関しては、自分がビジネスオーナーだという意識を持つことが極めて重要です。
資産構築ビジネス
自分を起点に収入を発生する仕組みは、まさに資産そのものです。ここで、資産とは「より少ない労働で,より大きな富をもたらしてくれる仕組み」だと理解してください。
この点、ネットワークビジネスの仕組みは、自分のチームを大きく成長させるほど、少ない労働でより大きな金額を稼げる仕組みそのものです。
その意味で、ネットワークビジネス=資産構築ビジネスと考えるべきです。
セールスではない
ネットワークビジネスについての誤解の1つに、「営業をしなければならない」、「セールスをしなければならない」というものがあります。
その誤解のために、MLMビジネスの話を切り出すと、「いや、僕は営業なんかやったことないから・・・」とか、「自分にはセールスなんかできないし」などというように、無意味に断られてしまう場合があります。
ハッキリさせておきますが、ネットワークビジネスではセールスをする必要はありません。と言うよりも、セールスをしてしまうと良い結果を生まないことが多いので、むしろセールスをしない方が良いです。
人によってはMLMはセールスだと考えている人もいるでしょうが、ネットワークビジネスは上記で説明した5つの本質がその正体であって、セールスではありません。
れっきとしたビジネス
で、ネットワークビジネスはセールスではありませんが、れっきとしたビジネスです。ビジネスであるということは、ライバル会社との競争があるということです。
ライバル会社は同じMLM業界の企業であることもありますし、MLM業界でなくとも、同じジャンルの商材を通販で販売している企業の場合もあります。
そして、競争があるということは、何も努力をせずに成功が楽に転がり込んでくることは絶対に無いことを意味します。
ネットワークビジネスの幻想と現実
ディストリビューターとしてネットワークビジネスに関わる以上、ネットワークビジネスの幻想と現実についてきちんと知っておくべきです。
・ネットワークビジネスの幻想
「ネットワークビジネスは簡単で、誰でも儲かる」、「誰でも月収100万になれる」、「短期間で稼げる」、「3人紹介すれば後は何もしなくてよい」などというセリフは全てウソです。
そんなビジネスはこの世にはそもそもありません。
こういうセリフを言ってくる人は、新規メンバーを甘い言葉で煽って自分のチームに参加させようとしているに過ぎません。
これらの言葉はすべて幻想ですので、信じてもいけませんし、そういうことを言ってくる人とは関わらないようにしましょう。
・ネットワークビジネスの現実
ネットワークビジネスの本質でも説明したように、ネットワークビジネスはサラリーマンの仕事と同じように、れっきとしたビジネスです。
サラリーマンの仕事でも全員が成功するわけではないように、ネットワークビジネスでも全員が成功するわけではありません。
そして、サラリーマンの仕事で成果を出せるようになるまでに一定の時間と労力が必要なのと同じく、ネットワークビジネスでも成功までには一定の時間と労力は絶対にかかります。
むしろ、同じMLM企業のディストリビューターとして少なくとも5年以上は関わり続けるくらいの長期的な視点で、計画を立てて取り組むべきビジネスです。
ネットワークビジネスで実現できること
ネットワークビジネスに取り組む人が世界中にたくさんいるのは、ネットワークビジネスだからこそ実現できることがあるからに他なりません。
経済的自由(お金の自由)
ネットワークビジネスに取り組む人にとっての最大の目的は、この「経済的自由」でしょう。会社の収入以外で大きな収入を得ることで、欲しいものを手に入れられるほどのお金を得られることは、ネットワークビジネス最大のメリットです。
時間の自由
会社の給料は時間的に拘束される労働の対価として得られるもので、時間労働を止めてしまえば会社からの収入は途絶えてしまいます。
一方、ネットワークビジネスでは自分のチームを拡大することで収入を生む仕組みを得られるので、必ずしも拘束的時間労働をしなくとも収入を得ることができます。
つまり、拘束的時間労働をしないで収入を得られるということは、その分自由な時間を得られることを意味します。この時間の自由もネットワークビジネスに取り組む大きな魅力のひとつです。
ストレスフリーな生活
ネットワークビジネスに取り組むことで収入も増えて、自由な時間も増えれば、ストレスフリーになります。会社やバイトで嫌なことがあっても、その嫌なことに影響される理由がなくなるからです。
好きなことにお金も時間も使うことができれば、むしろ世の中の嫌なことなどどうでも良くなってしまうのです。そういうストレスフリーな状態を手に入れることができます。
老後の安心
金融庁は以前に老後の生活費として2,500万円必要だと公表したことがありました。2,500万って結構な金額ですよ。
普通に貯金していたって貯められない金額です。でも、ネットワークビジネスで収入を増やすことで、老後の生活費を貯めることができますので、老後の安心も手に入れることができます。
ネットワークビジネス の会社の選び方
ネットワークビジネスに取り組むならどのMLM企業でも良いということは決してありません。なぜなら、どのMLM企業にするかという選択は、あなたがMLMビジネスで成功するかどうかに大きく影響するからです。
残念なことに問題を起こすMLM企業や内容のない商材を扱っているMLM企業が存在することは事実です。
その意味で、しっかりとした商材を扱っているMLM企業、会社の運営がきちんと行われているMLM企業を選ぶことが非常に重要です。
サラリーマンだって、どの会社を選ぶかによって給料が良かったり悪かったりしますし、ブラック企業だったりしますよね。その意味で、サラリーマンもどの会社で働くかを選ぶことはとても重要です。
ネットワークビジネスもそれと同様に重要なので、ネットワークビジネスに取り組むMLM企業を何も考えずに気軽に決めることは避けるべきでしょう。
MLM企業を選ぶ6つの基準
そこで、下記の内容をしっかりと理解した上で、取り組むべきMLM企業を選択すべきです(下記が全てではありません)。
扱う商材・サービスが実在している
言うまでもないことですが、商品やサービスがまず実在していることが、MLMビジネス企業選びの大前提です。
もし商材・サービスが実在していない場合は、その会社はネズミ講だと考えてください。
商材・サービスに特徴がある
ネットワークビジネスに限らず、企業が売上を上げて行くには、商品・サービスにその商材ならではの特徴がないと、ライバル企業との競争には勝てません。
特に、ネットワークビジネス業界では健康食品や化粧品を扱う企業が大半なので、他社とどんな点で差別化されているのかを調べておくべきです。
トレーニングプログラムが用意されている
ネットワークビジネスはディストリビューターが商品を流通させてくれるおかげで成り立つビジネスです。その意味で、ディストリビューターが成長できるように、会社としてトレーニングのプログラムを用意しておくのが通常です。
そういったトレーニングがきちんと用意されているかどうかは要チェック事項です。
定期的に会社主催のイベントを行っている
MLM主催企業は、会社のブランディングや方向性をPRする場として、そしてディストリビューターを鼓舞する場として、定期的にイベントを主催するものです。
定期的なイベントがあることで、会社はきちんと運営されていることをアピールできますし、ディストリビューターもリクルーティングの機会として活用できます。
法令を遵守した活動を行っている
ディストリビューターとして活動するにあたって、特商法(連鎖販売取引)や薬事法など、守らなければならない法律があります。
それら法律を会社としてディストリビューターに教育し、ディストリビューターが遵守していることは重要です。
会社のウェブサイトがきちんと作り込まれている
日本人の9割がスマホを持ってインターネットを活用する時代において、会社のウェブサイトの良し悪しもMLM企業を選ぶ1つの判断基準となります。
・デザインが古くさくないこと
いまだに10年前に作ったサイトで運営しているMLMビジネス企業が結構あります。正直、デザインが古くさいので見た目で拒絶されます。
インターネットの世界は常に変化しているので、常に最新のデザインや機能を取り込むことは、会社としての信用性に関わります。
・会社情報や商品情報が詳細に記載されていること
見込みメンバーや既存のディストリビューター向けに情報を詳細に公開しておくことは、会社としての信用性を向上させる上で極めて重要です。
・情報が定期的に更新されていること
企業としてちゃんと問題なく活動している証拠として、サイト内の情報を定期的に更新されていることが重要です。
更新されていなければ、会社がきちんと運営されていないと判断されてしまいますから。
・スマホサイトがあること
日本人の9割がスマホで情報検索している現実を感あげると、スマホ用に企業サイトを作っていない企業は時代遅れですし、対応が遅いと判断されてしまいます。
・サイト上でディストリビューター登録できる仕組みがあること
今の時代、オンラインでディストリビューター登録が完結する仕組みにしておくことは必須です。
選んではいけないMLM企業の特徴
逆に、以下で指摘する特徴を持つMLM企業はなるべく避ける方が良いでしょう。
商品・サービスが実在しない
商品やサービスが実在しない場合、それは合法なネットワークビジネスではなくて、違法なネズミ講だと考えてください。
特に、お金を払えば毎月〇〇円の配当がもらえるという話は完全に怪しいので、関わらないことです。そういう上手い話があるなら、その人たちは人からお金を集めることなく成功しているはずですから。
こういう眉唾物の話に引っかかってしまう人は、欲につけ込まれた人か、情報弱者です。気を付けましょう。
商品・サービスに胡散臭さを感じる
例えば、「〇〇(病気)が治る」とか、投資系のMLMは避ける方が良いでしょう。
トレーニングがない
ネットワークビジネスは人間ビジネスで、誰でも参加できます。誰でも参加できるということは、様々なバックグラウンドの人が集まってくるということです。
特に、コミュニケーション力、ビジネススキル、社会人としての良識・常識など、人によって千差万別です。
そして、ネットワークビジネスで成功するには色んなスキルが必要になります。
そこで、きちんとした会社なら、様々なバックグラウンドの人がネットワークビジネスで成果を出せるように、会社としてトレーニングを用意しているはずなのです。
会社としてトレーニングを用意することで、ディストリビューターが成果を出しやすくなるからです。
なので、トレーニングがなければ、ディストリビューターが育たないですし、会社として売上も伸びていきません。
コミッションの支払いが滞る
支払われるはずのコミッションの支払いが遅れている、あるいはいつまで経っても支払われない。
こういうMLMビジネス企業は明らかに資金繰りに問題を生じていますので、こういう会社も避けるべきです。
会社のウェブサイトに問題がある
ウェブサイトを見るだけで、その会社が今後潰れそうかどうか、ある程度の判断をする目安になります。
ダメなウェブサイト例
・会社のウェブサイトが時代遅れ、デザインが古い
インターネットの世界は刻一刻と変化しますし、常に新技術が生まれます。にもかかわらず、10年以上前に作成したウェブサイトのままのMLM企業が結構あります。
そんな古いサイトでよく会社が持ちこたえているなと思います。ウェブサイトをアップデートするお金に困っているんでしょうか?
・情報が更新されない、更新頻度が少ない、更新が遅い
サイトの情報が更新されていなかったり、更新頻度が少ないと、「この会社大丈夫なのか?」、「ちゃんと会社は生き残っているのか?」と「余計な不安」を生んでしまいます。
・ httpsになっていない
ウェブサイトを運営する側として、サイトでの情報のやり取りの安全性を担保することは、個人情報保護がうるさい今の時代では必須です。
ウェブサイトのURLが https と表示されている場合、データのやりとりをセキュア(=暗号化)な状態で通信している証拠となります。
一方、s が付いていない http は暗号化されていないデータをそのままやりとりしている状態で、サイトデータが盗まれるリスクがあります。
事実、サイトセキュアになっていないMLM企業のウェブサイトはかなりあるのが現状です。
・スマホサイトがない
今の時代、ほとんどの人はスマホでウェブサーチしているので、スマホデバイスに合わせた会社のウェブサイトを持っていることは、集客の点で非常に重要です。
にもかかわらず、PC向けサイトしか持っていないMLM企業は完全に時代遅れですね。
なぜウェブがダメな会社はNGなのか?
では、なぜ会社のサイトがダメなMLMビジネス企業はよろしくないのか、その理由を説明します。
(1)ウェブサイトの出来が悪いと不安しか生まないから
あなたがMLMビジネスに勧誘されて、その会社のウェブサイトを見た時に、明らかに時代遅れなサイトだったら、そのMLM企業のディストリビューターになりたいと本気で思いますか?
不安になりますよね。
こんな時代遅れのサイトの会社、ちゃんと続くのかな?って思いますよね?
(2)サインアップ率が下がる
声をかけた相手がそのサイトを見て不安になるということは、確実にサインアップ率が下がることを意味します。
サイトに問題があるということは、マイナスの影響しかないのです。
(3)ディストリビューターのことを考えていない
問題のあるサイトを運営しているMLM企業は、ディストリビューターが活動しやすい環境を作っていません。
その意味で、ディストリビューターのことを考えていません。不親切です。
(4)経営者がマーケティングをわかっていない
ウェブサイトが古い、スマホサイトがない、暗号化されていないなどの問題は、その企業の経営者がマーケティングをわかっていないことを示唆しています。
ビジネスの成否はマーケティングで決まるのですが、そのツールであるウェブサイトを最新にしないということは、その経営者がマーケティング音痴であることを意味します。
ネットワークビジネスはマーケティングなので、マーケティング音痴な経営者の会社はいずれ潰れます。
なぜなら、ウェブサイトの善し悪しが生き残りに影響するという意識に欠けているので、マーケティングを知っているライバル経営者との競争に必ず負けるからです。
ネットワークビジネス の成功に必要な6要素
ネットワークビジネスは誰でも参加できますが、だからと言って誰でも成功できるわけではありません。ほかのビジネスでも成功する人としない人がいるのと同じで、ネットワークビジネスでも成功できる人とそうではない人に分かれます。
むしろ、ネットワークビジネスで成功できる人の方が少数派だと言っておきましょう。
では、ネットワークビジネスで成功するには何が必要なのでしょうか?どういう人が成功しているのでしょうか?それには、少なくとも次の5条件を満たす必要があります。
マーケティングの知識とスキル
ネットワークビジネスの本質の1つは「マーケティング」だと書いたように、マーケティングを知らなければ、またマーケティングのスキルを身に付けていなければ、MLMビジネスで大きな結果を出すことは難しいです。
逆に、マーケティングの知識とスキルを備えることで、ネットワークビジネスで成功するための条件を1つクリアできるということです。
具体的には、最低でも次の「アトラクションマーケティング」と「マーケティングファネル」の2つについての理解が必須です。
アトラクションマーケティング
ネットワークビジネスのマーケティングに関する知識で絶対に理解しておかなければならないことが「アトラクションマーケティング」という概念です。
アトラクション(Attraction)とは「人を引き付ける、魅了する力」のことを意味します。
例えば、ディズニーランドなどのテーマパークの乗り物・施設のことをアトラクションと言うのは、そういうテーマパークの乗り物が人を惹き付けることから、アトラクションと呼びます。
それと同じく、アトラクションマーケティングとは「人を惹き付けるマーケティング」を意味します。
つまり、ネットワークビジネスでアトラクションマーケティングを実践するとは、『新規見込みメンバーがあなたという人間に興味を持ってもらえるよう、あなたとつながりたいと思ってもらえるように、新規見込みメンバーを惹き付ける言動を取ること』を意味します。
あなたのチームに加わるかも知れない見込みメンバーは、自分の人生に有益な情報を求めています。そこへあなたが情報を発信して、見込みメンバーにあなたの存在を認知してもらい、そしてつながり、継続的に情報を発信することで信頼関係を構築していきます。
アトラクションマーケティングでは、決してあなたの方からガツガツ人間関係を求めていくのではなく、相手があなたに興味を持つように仕掛けることがとても大切なポイントになります。
先ほども書きましたが、見込みメンバーが関心を持っているのは「自分の人生」だけです。見込みメンバーが「こういう人生になりたい」と思えるような情報を提供していくことで、はじめてあなたに興味を持ってもらうことができるのです。
この「アトラクションマーケティング」という考え方が、リクルーティングの根底にあるということを、頭に入れておいて下さい。
マーケティングファネル
マーケティングファネルとは、見込客の段階から顧客になるまでの段階をマーケティング視点で分析した流れのことです。
消費者はいきなり商品を買うことはなく、具体的には以下の5つのステップを経て購入へ至ります。
認知の段階
新商品・サービスが出たとき、消費者はまだ誰もその新商品・サービスのことを知りません。そこで、企業側は広告を打つことで新商品・サービスの存在をまずは消費者に認知させます。
消費者もそれにより、はじめて新商品・サービスの存在を知ります。
興味の段階
新商品・サービスの存在を知った消費者は、自分にとって興味を持てるかどうかを判断します。
調査の段階
興味を持った消費者は、その新商品・サービスの内容を調べて、自分に求めているものかどうかを考えます。
意図の段階
新商品・サービスが自分の求めているものだった場合、購入しようという意図が生まれます。
評価の段階
ただし、いきなり購入するのではなく、他の人はどんな評価をしているのかを調べます。目的は、自分の判断が間違っていないことを確認するためです。
購入
そして、要約最後に購入へと至ります。
このように、消費者はいきなり商品を買うのではなく、5つのステップを経てようやく購入に至るのです。
・ネットワークビジネスとマーケティングファネルの関係性
このマーケティングファネルの考え方は、あなたが新規メンバーを獲得する場面でも,ぜひ応用すべき考え方です。
なぜなら、多くの初心者ディストリビューターは、このマーケティングファネルの考え方を知らないために、いきなり勧誘を仕掛けてしまうので、失敗するからです。
マーケティングファネルの図で言えば、ステップ1であなたのMLMのことを知ったばかりの人に、相手の興味、調査、評価などの段階をすっ飛ばして、いきなり購入を迫っているようなものです。
そんなやり方では,相手が逃げてしまうのは当然です。
新規メンバーのリクルーティング
新規メンバーのリクルーティングなしに、ネットワークビジネスでの成功はありません。新規メンバーをあなたのチームに加え入れることは、最重要の成功の要素なのです。
なぜなら、コミッションを増やして経済的自由を獲得するには、新規メンバーを獲得してチームを拡大することで商品の流通網を構築し、その流通網から発生するコミッションを増やす必要があるからです。
そこで、「誰」をリクルートし、「どのように」チームを大きくしていくのがベストかについて説明します。
誰をチームに入れるかが重要
特に、ネットワークビジネスで成功するには、「誰」をあなたのチームに入れるかが非常に大切です。多くのディストリビューターが勘違いをしているのは、誰彼構わず勧誘してしまっている点です。
そうではなく、ターゲットを絞って勧誘することがチームを大きくしていく上で重要なポイントなのです。
見込みメンバーの絞り方
ネットワークビジネスの世界に最初に入ると、アップラインから「まずは家族や友人の100人のリストを作って声をかけなさい」と指示される場合が多いと思います。
これには賛否両論があり、絶対に必須な作業とまでは言えません。
もちろん、自分の人脈を洗い出す作業としては意味はありますが、リストを作ったとしてもリストの100人全員に声をかける必要はありません。
なぜなら、100人全員が、ネットワークビジネスでお金を稼ぐことを必要としているわけでもないし、あなたのMLMが使う商材を求めているわけではないからです。
ネットワークビジネスの本質の1つは「問題解決ビジネス」だと説明しました。
つまり、ネットワークビジネスは問題や悩みを抱えている人に対して、MLMビジネスや商材をその人の問題解決や悩み解決の手段としてオファーするビジネスだと説明しました。
その意味で、100人のリストを作ったなら、相手とのコミュニケーションの中でその人の抱えている悩みや問題をリサーチし、MLMビジネスに参加したり、商材を使ったりすることでその悩みや問題を解決しうる可能性のある人だけが、MLMの話をすべきターゲットとなるのです。
ターゲットを絞る上での超重要な3つのスキル
じゃあ、どのように相手の悩みや問題を引き出すことができるのでしょうか?それには超重要な3つのスキルが必須です。
・相手の話に傾聴するスキル
相手の悩みや問題を知る上で極めて重要になるスキルが、「相手の話に耳を傾けるスキル」です。
簡単なことのように聞こえますが、人は自分の話をしたがる生き物です。
リクルートに失敗するディストリビューターのほとんどは、相手の話を聞く前に、自分の話ばかりしてしまうので成功できないのです。
もっと悪いのは、相手の話を聞く前に、いきなりMLMビジネスの話をしてしまうことです。これは本当に最悪で、相手のことなどお構いなしに、自分の利益しか考えていないことの証拠です。
そうではなく、まずは相手の話を聞かないことにはターゲットを絞ることは不可能ですので、相手の話を聞く作業が求められます。
・質問するスキル
では、どのように相手に話をさせればいいのかと言うと、それは簡単で相手に質問すればいいのです。質問をすれば相手は自分の話を始めますから、その話の中から、悩みや問題を聞き出せば良いのです。
・共感するスキル
相手に気持ちよく話をさせるには、相手の話に対して共感する事も忘れてはいけません。共感すればするほど、相手はあなたに本心まで打ち明けてくれるようになるでしょう。
以上のように、話を聞いて、勧誘すべき相手を見極めることができれば、クロージングはほぼ終わったも同然です。
どのようにチームを拡大するかもカギ
あなたは自分で新規メンバーをどんどん増やしていけば、ネットワークビジネスで成功できると思っていますか?だとしたら、それは失敗に終わってしまうことを知っておいてください。
チームを横展開するだけでは不十分
例えばリクルートが得意で、どんどん自分で新規メンバーを増やして、横にチームが大きくなっているパターンを考えてみましょう。
実は、ほとんどの場合、このように自分でたくさんリクルートしている人が一番稼いでいるわけではないという事実があります。
なぜなら、ネットワークビジネスのコミッションは、チームを縦に深掘りすることで、商品が流通し、コミッションが多く発生するようになっているからです。
その意味で、自分でたくさんの人をリクルートして横にグループを広げていっても、安定したまとまった収入にはならないのです。
チームは縦に拡大すること
誰でも構わずリクルートしても収入に結びつかないこと、たくさんの人をリクルートして横にグループを広げていっても、安定したまとまった収入にはならないことを伝えました。
じゃあ、ネットワークビジネスで多額の権利収入を発生させるには、どのようにチームを大きくすればいいのかと言うと、チームを縦に育てればいいのです。
一番稼いでいる人がやっていることは何かというと、自分のチームを横に大きくするのではなく、縦に深く大きくしています。
縦に深堀りしてチームを大きくすることで、商品の流通をグループ内に大きく発生させているのです。
ただ、縦に深堀りするといっても秘訣があって、新規メンバーをたくさんリクルートするのではなく、新規メンバーの質を重視してリクルートし、彼らの成長をサポートしているのです。
例えば、アメリカのあるネットワーカーは17名の新規メンバーを獲得し、彼らのサポートをしただけで数千万の収入を得ています。また、ほかのネットワーカーも2年間で15人の新規メンバーをサポートしただけで、同じく数千万円を稼いでいます。
チームを縦に育てる重要ポイント
チームを縦に拡大できている成功者には共通しているポイントがあります。
それは、同じくこのビジネスに真剣に取り組む固い意思のあるメンバーを見極めていること、その人にビジネスビルダーとしての資質があるかを判断して、そのメンバーの成功のために積極的にサポートを行っていることです。
つまり、「この人なら人生の勝利者になれる」と確信した人だけを自分のグループに招き入れ、リーダーとして育成しているのです。
ここまでをきちんと理解できたなら、何も考えずに誰でもいいからリクルートすることの効率の低さが分かることと思います。
新規メンバーの増やし方
対面型
対面型のリクルーティング手法は従来からの新規メンバー獲得策です。
ディストリビューターが実際に見込みメンバーと会ってプレゼンをしたり、ABC面談を行ったり、イベントへ誘ったりすることで、サインアップを試みます。
対面型の難点は、人脈が尽きてしまったら、次の新しい人へ声をかける機会がなかなか生まれないことです。
また、24時間動いてくれるオンラインリクルーティングと違って、自分の空き時間しかリクルーティング活動に使えない、つまりリクルーティング活動に使える時間に制約があることも難点です。
オンライン集客(オンラインリクルーティング)
今の時代、大企業から1人ビジネスまで、インターネットを活用して集客を行っています。
それと同じで、MLMビジネスでも、新規メンバーを獲得する手段としてオンラインリクルーティングが必ず主流になります。当然のリクルーティング手段になります。
それはなぜかと言うと、世の中の必然の流れで、その流れに誰も逆らえないからです。
ほとんどの人はスマホを持っていて、しょっちゅうスマホいじってネットで情報検索しています。
だったら、インターネット上にリクルーティングの仕組みを作ることで、日本のほぼ全員にリーチできるわけです。
このビッグチャンスは逃してはいけません。
ディストリビューターもインターネット上で新規メンバーを獲得する仕組みを作らなければいけません。
もし、オンライン集客しないディストリビューターがいるとしたら、インターネットを使っていない会社やお店が大きな集客のチャンスを逃しているのと同じです。
海外ではオンライン集客がすでに主流ですし、インターネットとリクルーティングは非常に相性が良いです。
便利で使える手段の方向に物事が進むのは世の常です。その証拠に、コロナ禍で、今までオンライン集客に取り組んでいなかった様々な業種の企業が、オンラインでのサービス提供や集客に乗り出しました。オンラインでのビジネスチャンスの可能性に気付いたからですね。
にもかかわらず、まだオンラインに取り組んでいない企業は確実に取り残されていきます。確実に市場を失って、売上が減っていきますから。
オンラインリクルーティングをやらない人は同じように、声をかける人をますます失っていきます。なぜなら、ほとんどの人がオンラインで勧誘される時代が来るからです。
・オンライン集客の最大のメリット
オンラインリクルーティングの場合、ブログやSNSを駆使して、新たな見込みメンバーの方からやって来るプロセスを構築します。コンテンツを投稿するという作業は必要ですが、ブログやSNSは24時間稼働しますから、別に%LASTNAME%さんが動き回る必要はありません。
%LASTNAME%さんさんが寝ていても、食事をしていても、仕事をしていても、オンライン上の集客装置は動きっぱなしです。その意味で、オンラインリクルーティングの最大のメリットは、リクルーティングの半自動化の仕組みを持てることだと言えます。
これこそが、ネットワークビジネスのオンライン集客の最大のメリットです。
・オンライン集客のその他のメリット
オンラインリクルーティングでは人脈がなくて困ることはありません。なぜなら、インターネット上では不特定多数の人とつながることができるからです。
また、対面型のリクルーティングでは基本的に自分の居住エリア周辺がリクルーティング活動の場です。
でもオンラインリクルーティングではそういった地理的な制約がないので、北海道の人が沖縄の人をリクルートすることも簡単にできてしまいます。
メンバーのスポンサー(サポート)
ネットワークビジネスで成功するには、分のチームを縦に深く育てていく必要があると説明しました。
そのためには、あなたが獲得した新規メンバーの中からビジネスビルダーを見いだし、そのメンバーの新規メンバー獲得を徹底的にサポートしてあげてください。
成功者のマインドセット
ネットワークビジネスに参加した最初の年に、実に90%の人が脱落していきます。
それには様々な理由がありますが、ネットワークビジネスで成功している人から見ると、脱落してしまう人には必ず共通する原因があります。
その原因の一つがマインドセットの欠如です。つまり、成功するための考え方を持っていない、ということですね。
そこで、この記事を読んでいるあなたが脱落者にならないために、ネットワークビジネスで成功するために役立つ5つのマインドセットについて説明していきます。
マインドセット1:忍耐強くあれ。そして業界について研究せよ!
ほとんどの新規メンバーは参加すると同時に、自分が始めた新しいビジネスについて、入念な準備をすることなく、見込みメンバーに話し始めてしまいます。
その結果、親しい友人や家族から拒絶されてしまいます。
それはまるで車のセールスマンになった瞬間から、いきなり高級車を売ろうとするようなことです。しかも、セールスや車について何の知識もないにもかかわらず、です。
ネットワークビジネスという巨大な市場でたくさん稼いでいる人は、この仕事を天職だととらえて、この業界のことを深く研究しています。
彼らはそれこそたくさんの書物を読んだり、動画を見たり、主催会社のイベントやトレーニングに参加したりしているんです。
自分自身をトレーニングさせることなく、ネットワークビジネスを始めただけで報酬が発生するなんてあり得ないですし、成果が出始めるまでに一定の時間がかかるのは当たり前です。
だから、最初は少しでも報酬が発生するようにたくさんのことを実践するのです。
そして、それを数年継続すれば、報酬が発生するようになるのです。それまでには、忍耐強く、必ず結果を出すと信じ続ける必要があります。
マインドセット2: 1回きりの報酬なんか捨てろ!継続的な報酬にフォーカスせよ!
ネットワークビジネスは商品を売ることだと誤解している人が多すぎます。
確かに、商品を買ってもらわないことにはコミッションは発生しませんが、ネットワークビジネスの本質は商品を売ることではなく、ビジネスをしたい新規メンバーをディストリビューターとして育成して、収入の仕組みを構築することにあります。
例えば、普通のセールスの場合は、Aさんがあなたから1回商品を買うと、あなたには7,500円のコミッションが発生するとします。
これがネットワークビジネスならこうなります。
Aさんがあなたから商品を買うと同時に、ディストリビューターになって、BさんとCさんをリクルートしました。
あなたにはAさんから7,500円のコミッションが発生し、またBさんとCさんからその月に2,500円のコミッションが発生します。
さらに、自分のグループに新規メンバーを3人獲得したことで4,500円のコミッションも発生するとします。
つまり、通常のセールスの場合は7,500円の1回きりのコミッションだけです。
それに対してネットワークビネスなら、7,500円+2,500円+2,500円+4,500円=17,000円にもなります。
しかも、商品が流通するほど、継続的にコミッションが発生します。
どちらの収入システムの方が優れているかと言えば当然ネットワークビジネスですし、あなたが求めていることも後者のはずです。
ここから何が学べるかと言うと、1回しか商品を買わないような人をリクルートしても時間の無駄だということです。
継続的なコミッションの仕組みを作るには、お客になる人ではなく、ビジネスをしたい人を見つけることにフォーカスしなければいけないのです。
マインドセット3:自然減少をいちいち気にするな!
マインドセットの1つ目に書いたように、9割の新規参入者は最初の1年で辞めます。
そう考えるとこのビジネスモデルは上手くいかないように見えますが、世界的に20兆円も流通している巨大産業であることは事実です。
ネットワークビジネスの古株の主催企業の一つであるアムウェイの創立者は、当初500人のディストリビューターを獲得し、そのうち残ったのはたったの5人でした。
ここから言えることは、辞める人がどんなに多くたって、この5人がアムウェイという1兆円企業を作ったということです。
そのことを考えれば、自分のグループから辞める人が出てきたって、それはごく普通のことだし、気にすることではないのです。
去っていく人に未練を持ってはダメなんです。
辞める人がいても無視です。
フォーカスすべきは、自分のグループに居てくれているメンバーと、これから入ってくる新規メンバーです。
そして、その人たちの成功にフォーカスするのです。
マインドセット4:マーケティング(集客)を学ぼう!
ネットワークビジネスに携わっている人の成功を奪う一つの要因があるとすれば、それは「マーケティングを知らないこと」です。
ほとんどの人はマーケティングのことなど知らずにネットワークビジネスに参加して来ます。
どうやって自分のグループを大きくしていくかということや、人を惹きつけられるように自分自身を演出することは絶対に学ばないといけません。
そうしないと、新規メンバーがあなたと仕事したいと判断する理由がなくなりますし、あなたは選ばれるチャンスを失うことにもなります。
新規メンバーは自分にとってメリットのある人とつながりたいと思うものだからです。
セールス的なメッセージをしゃべっても、相手には響かないのです。
マーケティングの勉強をしないと、何を話したら人を惹き付けるかということさえ分からないままなのです。
「この商品を試してごらん」と言った時点で、もうその人は売り込まれたと思って去っていくだけなのです。
代わりに、自分自身をブランディングして、付加価値を高めていかないといけないのです。
そして、自分の夢を語るのです。なぜネットワークビジネスに取り組んでいるのか、そのビジョンを語るのです。
人はあなたの扱っている商品ではなく、あなたの人間性に惹かれて、ビジネスを一緒にしたいと思うものなのです。
だから、どうすれば人を惹き付けることができるのかというマーケティング(集客)を学ばないといけないのです。
マインドセット5:リーダーになろう!
ネットワークビジネスの世界ではとても素晴らしいことが起きます。
ほとんどの人は最初は、自分のためにお金を稼ぎたいと思っています。
でもネットワークビジネスの活動を真剣にやっていくと、あなたが自分のグループメンバーの夢をかなえることを自分のお金よりも優先してサポートするようになると、結果的によりたくさんのお金を手にするということが起きます。
それはどうしてでしょうか?
ネットワークビジネスとは文字通り、人との関わりで成り立つビジネスである以上、あなたがグループメンバーのニーズを満たすことで、自分も成功するようになっているのです。
だから、誰かが新規でグループに入ってきたら商品を買うように促すのではなく、その人にどういうことを達成したいのかを質問して、それに対して自分のできることを考えて、実際に行動に移すのです。
それがリーダーとしての役目ですし、リーダーになることでメンバーの目標達成だけでなく、自分の目標も達成できるのです。
だから、このビジネスで成功したい人は全てリーダーになるべきなのです。
自分とメンバーのスキルアップ
会社の売上は、その会社経営者の器の大きさで決まるという言葉があります。
例えば、1リットルの容器には1リットルの水しか入りません。2リットルの水を入れたいなら、2リットルの容器を用意しないといけません。
それと同じで、100億の売上を作りたいなら、その会社経営者は100億が入る器にならないといけないということです。
これをネットワークビジネスにあてはめれば、あなたのチームの大きさは、あなたの器の大きさで決まります。
あなたの器が小さいままであれば、あなたのチームは成長しませんし、逆にあなたが器を常に大きくし続けていけば、あなたのチームもそれに合わせて拡大していくのです。
そのためにも、このネットワークビジネスの成功で必要とされる次のスキルをしっかりと身に付け、あなたのディストリビューターとしての器、人としての器、リーダーとしての器を広げていきましょう。
クロージングスキル
多くのディストリビューターはクロージングの意味を勘違いしています。多くのディストリビューターは、相手の反論を封じ込めて、そして説得し、サインアップに持ち込むことをクロージングスキルだと考えています。
でもそれは違います。
本当は、サインアップにクロージングなど必要ないのです。
すでに説明したように、MLMビジネスの話をする人を選び、その人の問題や悩みを解決する手段として、MLMビジネスをオファーすれば、後は相手が勝手に結論を出してくれるのです。
これがデキるディストリビューターのクロージングなのです。
つまり、デキるディストリビューターは次の段取りを経て、相手に自分でクロージングさせているのです。
・相手の話に傾聴してMLMの話をする相手を選ぶ
・相手の悩み、問題の解決手段としてMLMビジネスをオファーする
・相手の質問に対して明確に答える
多くのディストリビューターはこういう段取りをしないから、相手を無理矢理説得しようとしてしまうわけです。そして、嫌われて、MLMに対する偏見も増えていくわけです。
そういうデキないディストリビューターから脱却して、デキるディストリビューターの段取りを実践して下さい。
人間心理の知識
ネットワークビジネスは人間関係のビジネスでもあります。人間関係がうまく行けば、チームも活性化しますし、そうでなければ崩壊して行きかねません。
その意味で、人の心理について知っていることはとても重要です。
コミュニケーションスキル
ネットワークビジネスは人間関係ビジネスなので、チームメンバーとのコミュニケーションは大切です。
このビジネスは特に浮き沈みの激しいビジネスなので、あなたのチームメンバーも精神的に元気なときや落ち込んでいるときが必ずあります。
そういうときに、リーダーとして相手を元気づけるコミュニケーションを取るのは重要ですし、チーム全体を鼓舞するコミュニケーションも必要です。
そのためにも、コミュニケーションのスキルはこのビジネスでは必須です。
リーダーシップ
ネットワークビジネスはディストリビューター一人ひとりがビジネスオーナーだという意味で、ビジネスオーナーであるあなたがリーダーシップを発揮して組織を大きくしていく必要があります。
もっとも、自分にリーダーシップなんてないし、そんな資格はないよと思う人の方が多いことでしょう。
でも心配は不要です。
なぜなら、リーダーシップというものは持って生まれたものではなく、鍛えていくべき要素で、誰にでも備えることができるものだからです。
そこで、リーダーシップを鍛えるための7つの方法について説明します。
リーダーシップを鍛えるための7つの方法
・その1:笛が鳴るまで動き続けること
プロスポーツ選手を想像してください。彼らは試合でどんなに負けていても、試合終了の笛が鳴るまで逆転を諦めずに最後まで奮闘しますよね。
それと同じことがネットワークビジネスにも当てはまります。
あなたの笛は、あなたがこのビジネスで目標を達成した時にはじめて鳴ります。
それまでどんな状況にあっても、動き続けてください。諦めずに動き続ける姿勢がリーダーシップの1つ目です。
・その2:コミュニケーションをしっかり行うこと
ネットワークビジネスで生じる大抵の問題はダメなコミュニケーションが原因です。会話の内容が曖昧だったり、会話の頻度が少なすぎることで問題が起こります。
また、自分では伝えたつもりでも、相手には伝わっていなかったということも頻繁に起こります。
一方、リーダーは情報の拠点になる立場ですので、明確な内容の会話、頻度の高い会話をするように心がけてください。
また、「伝えること」よりも、「伝わること」を重視したコミュニケーションを意識しましょう。
・その3:懸命に行動すること
一生懸命働く必要がないと思っているときでさえ、懸命に動いてください。これには3つの意味があります。
第一に、本当に全人全霊で打ち込まなければならないときに、それを実践できる習慣を作ることができます。
第二に、あなたがメンバーにとってのベストの手本になれます。あなたが怠慢だったら怠慢なダウンラインを惹きつけるでしょうし、熱心であれば熱心なダウンラインを惹きつけます。
つまり、あなたが熱心に活動するほど、同じく熱心なダウンラインが育ち、その結果とても強固なチームが出来上がるわけです。
第三に、熱心な人ほど幸運を手に入れます。
・その4:常に与えることを考えよう
成功しているリーダーたちは例外なく与える側の人間です。なぜなら、彼らは与えれば与えるほど、自分にその分帰ってくることを知っているからです。
なので、あなたが学んだことは惜しまずにメンバーとシェアしてください。
・その5:失敗をしたら自分の責任だと考えること
問題が起きた時は、誰のせいでも無く、自分に原因があると考えること。誰に原因があるのかと探ることは時間の無駄遣いでしかなく、何の解決にもなりません。
そうではなく、自分に責任があると考えることで、解決策を考えることができ、さらに同じ失敗をしなくて済みます。
・その6:メンバーを啓発し、向上させること
常にあなたのチームメンバーを啓発することです。
例えば、人をすぐに批判はしても、なかなか褒めることをしない人は多いですが、リーダーならその逆のことをして、チームメンバーに正しい行いを示すのです。
・その7:ポジティブでいよう
リーダーであるからには絶対に批判せず、不満も言わないことです。代わりにポジティブでいてください。
マイナスの言葉を使えば、チームワークは簡単に壊れますし、メンバーからも嫌われます。
あなたはグループの中心的な存在として、プラスの言葉の発信源であってください。
メンバーにリーダーを育てる方法
チームを拡大するにはあなたがリーダーシップを発揮すると同時に、あなたのメンバーの中にもリーダーを育成する必要があります。
なぜなら、あなたのチーム内にリーダーが育てば、そのメンバーはあなたから必要とするサポートが少なくなり、あなたは新たなリーダーの育成に時間を使うことができるようになるからです。
そうして、チーム内に何人もリーダーを育成することで、あなたのチームは大きな流通を生み出し、あなたの権利収入も大きくそして安定的に増えていくのです。
では、どのようにメンバーをリーダーにしていくのでしょうか?
恐れの克服
ネットワークビジネスはビジネスである以上、あなたが行動しなければ、何の成果も生まれません。
しかし、ネットワークビジネスではあなたの行動を妨げる最大の要因があります。
それは断られる恐怖と嫌われる恐怖です。
そこで、この2つの恐怖を克服する方法を紹介します。
断られる恐怖を克服する方法
人脈は無限と考える
ほとんどのディストリビューターの人脈には限りがあります。なので、断られると、人脈が減っていって、声をかける人がいなくなります。
そういう事情で、断られる恐怖が芽生えてしまいます。
じゃあ、どのようにこの恐怖を克服できるのかというと、人脈に限りがあるという前提を消せばいいのです。
つまり、自分の人脈は無限だと考えればいいのです。そうすれば、断られたって、声をかける人がいなくなりませんから、この恐怖は消えてなくなります。
現に、インターネットを使えば人脈は無限になるので、断られることへの恐怖はこれで克服できます。
ノーとイエスはワンセットと考える
どのビジネスでもそうですが、10人中10人がイエスと言うことなんてありません。
成功しているディストリビューターは、むしろ「ノー」を進んでもらいに行きます。なぜなら、ノーの先にイエスがあることを知っているからです。
10人中1人がイエスなら、最初に9人からノーをもらわないと、イエスと言ってくれる最後の1人にたどり着かないことを成功者は経験的に知っています。
ノーとイエスはそのようなセットなんだと割り切っています。なので、断られることへの恐怖なんかに意味を感じていません。
3割バッターを目指す
億を稼ぐトップディストビューターでも10人中7人には断られます。つまり、トップディストビューターでも勝率は3割なのです。
トップディストビューターでもそれくらい断られるのですから、あなたも断られたっていいのです。
重要なことは、あなたの成績が10人中1人がイエスと言ってくれる1割だとしたら、3人がイエスと言ってくれる3割バッターを目指すことです。
嫌われる恐怖を克服する方法
嫌われる恐怖は2つの原因から発生します。
誰かれ構わず勧誘している場合
この人を勧誘したら嫌われるかもしれないという恐れを持つのは、相手の悩みや問題をリサーチせずに、誰かれ構わず勧誘しているからに他なりません。
相手のことを考えずに、自分の利益優先で勧誘してしまうから、「嫌われたらどうしよう」と考えてしまうのです。
そうではなく、相手の問題や悩みを聞き出し、MLMビジネスに参加することでその問題が解消されると判断する場合にだけ勧誘すれば、別に相手が断ったって嫌われる理由なんかにはなりません。
だって、その場合には相手のことを考えた上で、こういう問題解決方法があるよと言っているだけだからです。
ネットワークビジネスへの偏見からくる場合
ネットワークビジネスは世間的には誤解されていることが多いですし、ネガティブな偏見を持たれているケースも多いです。
そこで、あなたがネットワークビジネスの話をしたら、MLMに偏見を持つ人から嫌われてしまうのではないかという恐怖が生じます。
この点については、ネットワークビジネスは連鎖販売取引という法律で定められている合法なビジネスであること、あくまで数あるマーケティング手法の1つに過ぎないこと、上場しているMLM企業もあること、ネズミ講との違いなど、正しい理解と知識を持つことで克服して下さい。
まとめ
この記事ではネットワークビジネスとは何か、 ネットワークビジネスの会社の選び方、ネットワークビジネスの成功に必要な6要素について説明しました。
MLMビジネスで成功したいと思っているのでしたら、ネットワークビジネスの本質を理解した上で、自分に適切なMLM企業を選び、そして必要とされるスキルを磨きつつ、チームを拡大していきましょう。